ディズニーのディスアビリティサービス(通称DAS)を利用してみた

皆さん、こんにちは。

今日もディズニーのお話です。

今日は、ディズニーの障害をもつ方向けのサービスの一つ、「ディスアビリティサービス(通称DAS)」のご紹介です。

ディスアビリティサービスとは

ディスアビリティサービスとは、本人が長時間列に並ぶことが困難な場合、グループ全員が待ち時間を列以外の場所で待機することができるサービスです。

基本的に障害をもつ方向けのサービスになるのですが、長時間の人混みでは辛いとか、じっとしていることが困難とか、身体的に長時間並ぶのは困難など、様々な理由があると思うのですが、そういった場合に利用できるサービスになります。

あくまで、別の場所で待機できるサービスなので、本当は列に並んでいる想定です。

そのため、その時間に他のアトラクションに乗ったりはできませんので、ご注意ください。

対象となるのは、障害者手帳を持っている人になりまして、以下の手帳が対象となるそうです。

・身体障害者手帳
・精神障害者保健福祉手帳
・療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
・被爆者手帳
・戦傷病者手帳
・障害福祉サービス利用のための各種受給者証

ディズニーでは、通称の「DAS(ダス)」で通じます。

公式サイト アトラクションなどを利用する際、長時間列に並ぶのが困難なのですが、何かサービスはありますか?

公式サイト 【ディスアビリティアクセスサービス】「障害者手帳など」の対象は何ですか?

ディスアビリティサービスを利用する方法

利用方法は非常に簡単です。

使用したいアトラクションの入口のキャストに「ダスを使いたいです」と声をかけるだけでOKです。

ただし、初回のみ「サービスの登録」の作業が必要になるので、5分から10分程度時間がかかります。

登録作業とは

1.手帳を見せる

最初に手帳の確認をしてくれます。

私の場合は、「精神障害者保健福祉手帳」を持っているので、その手帳を出しました。

私は本物の手帳を持っていきましたが、お手帳アプリでもいけるとサイトには書いてありました。

手帳の必要項目を指差し確認しながらチェックされていました。

2.パークチケットの登録

続いて、パークチケットの登録を行います。

キャストさんが端末を使って色々作業をしながら登録を行ってくれるのですが、その際に自分のチケットと、同伴者のチケットも提示が必要になるようです。

ちなみに、3名以上のグループの場合は全員分のチケットの提示が必要そうでしたので、画面の用意はしておいたほうがいいかなとは思います。

といっても、アプリでグループ登録していることがほとんどだと思うので、そのままアプリで表示すればOKでした。

3.サービス内容の説明

サービス内容の説明や注意事項を説明してくれました。

初めての利用だったからか、本当に丁寧に全部読み上げて確認してくれました。

夫はこのサービスをよくわかってなかったので、良い機会だったと思います。

キャストさんの端末作業を含めて5分前後は時間がかかる

キャストさんが端末に色々と登録作業をしてくれるのと説明があるので、登録作業には5分程度時間かかります。

色々と確認作業も入ると思いますが、その時間も待ち時間に含んでくれるとのことなので、心配せずに落ち着いてお話を聞くといいと思います。

登録は1日に1回。あとは何度でも利用可能

1度登録をしてしまえば、あとは何度でもサービスの利用は可能です。

ただし、1回発行した場合、そのサービスの利用が終了するまで次のサービスの利用はできません。

まぁ、本当は並んでいるわけですから、当然のサービス内容ですね。

サービスを利用する方法

1.利用したいアトラクションの入口のキャストさんに使用したい旨を伝える

アトラクションでもグリーティングでも入口のキャストさんに声をかければ利用が可能です。

「DAS(ダス)を利用したいです」というだけで通じます。

2.登録の有無を伝える

「登録はお済みですか」と聞かれるので、済んでいることを伝えます。

3.サービス利用チケットの発行

サービス利用チケットを発行してくれます。

「◯時◯分頃のご案内になりますがよろしいですか」と時間を確認されるので、問題なければそれで発行をします。

チケットは、アプリに発行されるので、アプリ上からチケットをタップするとQRコードが出てくるので、利用時にはこのQRコードをご利用くださいと案内されます。

4.時間まで好きな場所で過ごす

並ばなくていいので、戻る時間までは好きな場所で過ごせます。

ただし、他のアトラクションには乗れないので、あくまで他の場所で待機です。

我が家は、ベンチに座っていたり、アトラクションの前に少し腰掛けるところがあったので、そこで待ったりしていました。

我が子はその間、ポップコーンを食べて待っててくれました。

5.時間になったらアトラクション入口でQRコードを見せる

時間になったら、アトラクションの入口に行きます。

時間については、だいたい数分の誤差は許されるっぽかったです。

我が家は割とぴったりに行っていたので問題なかったですが、そもそもQRコードが出てくるのが時間が近づかないと出てこないみたいなので、それでわかるかもしれません。

QRを読み込んでもらえば、受付完了です。

6.専門キャストさんが案内してくれる

列に並ばないので、専門のキャストさんがやってきて、アトラクションまで案内をしてくれます。

乗り物の場合は、乗り場のところまで案内してくれるし、グリーティングの場合は、グリーティングの列の横まで連れてきてくれました。

基本的に案内された通りに進めばいいので、迷うことはありません。

割と出口っぽいところから入る感じのイメージでした。

公式サイト 【ディスアビリティアクセスサービス】どうしたら利用できますか?

使ってみた感想

とても良かったです。

子どもが列に並んで騒ぐような場合に私がパニックを起こす危険性があるのですが、それを避けることができるのが何よりうれしかったです。

また、万が一パニックに陥ったり、発作が起きた場合にはその場で待機して、落ち着くのを待つことができるので、他の人に迷惑をかけずすむというのも、非常に気持の上で楽でした。

そのおかげか、子どもも騒ぎ立てることもなかったし、私も落ち着いていられました。

意外だったのは、このサービスを使っている人の多さでした。

少ないと思っていたのですが、結構使っている人がいて、「かなりしっかり使われているサービスなんだぁ」と思いました。

私は色々調べてやっと見つけたサービスなのに、皆さんすごいなぁと思いました。

最後に

今回は、ディズニーに滞在している時間がそこまで長くなかったので、そんなに何回も使いませんでしたが、子どもが大きくなってきたら、もっと使えるのかなぁと思いました。

ベンチで休みながら時間をまったり待つことができるのはすごくいいサービスです。

ただ、そこまで私のうつ病が治らないのも嫌なので、できたら治って元気に遊びにいきたいなとも思います。

発作とかパニックのことを心配しないといけないのは心労もありますからね…。

その場合の対処とか対応を夫と事前に話し合っておかないといけない日々をどうにか終わらせたいとも思います。

それまでは、こういうサービスを使いながら、発作やパニックになるのを避けながら過ごしていきたいと思います。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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