『教育・保育給付認定書』とは何? 保育園に入るのに必要な書類

保育園に入ろうと思った頃のお話です。

いろいろと検討をして、最終的に園を決めたとき、契約に関する必要書類について、確認したところ、聞いたことないワードが…。

『教育・保育給付認定書』を出してほしいと言われました。

…。

なんですか、それ。

そんな聞いたこともない書類について、調べてみたので私の調べた内容を記事にしていきたいと思います。

あくまで私の調べた範囲での記載なので、もしかしたら間違いもあるかもしれませんのでご理解の上、お読みいただけると幸いです。

私は、埼玉県川口市に住んでいるので、川口市の場合ということで書いていきます。

『教育・保育給付認定書』とは

『教育・保育給付認定書』とは、その子供が教育もしくは保育の必要性があるということを自治体(私の場合は川口市)が認定したという証明書になります。

つまり、家庭での保育が難しいので、その時間を保育園にお願いしてもいいですよ、ということを認めてもらったということになるのです。

より保育が必要な子供から優先的に保育園に入れるようにできた仕組みなのかなと思っています。

多くの場合は、両親共に働いている場合で、その場合は、両親それぞれの『就労証明書』があれば、その書類で保育の必要性ありと判断されるようになっています。

その他、疾病や介護などを理由に『保育の必要がありますよ』というのを認定することもあるようです。

詳細はお住まいの自治体に確認していただくと良いかと思います。

保育園側は保育する必要性の証明がほしい

認可保育園の場合は必ず、認可外の保育園でも園によっては必要になるのが『保育の必要性の証明』になります。

保育園としては、子供を預かる大義名分がいるというわけです。

なぜそのような大義名分が必要かというと、国や自治体からの補助金をもらっているからなのかなと思っていますが、詳細はわかりません。

保育の必要性がある人の子供を預かっているので補助をだしてくださいというのが保育園側の重要なポイントになっているのかなと思います。

特に、認可保育園や、一部の企業主体型の保育園は必要になってきます。

その他、認可外保育園でも必要となる場合がありますので、保育園に早めに確認されるといいと思います。

両親が共に企業に勤めている場合は『教育・保育給付認定書は不要な場合も

先ほども記載しましたが、認可保育園や一部の企業主導型保育園では、必ず『教育・保育給付認定書』が必要になります。

認可外については、両親共に企業で働いており、ふたりとも『就労証明書』が企業側から貰える場合は、『教育・保育給付認定書』は不要になることもあるようです。

それは、ふたりとも働いていて、家庭での保育が難しいので、その時間の保育が必要と証明できるからです。

詳細は保育園もしくは自治体に確認されることをおすすめします。

なぜ我が家は『教育・保育給付認定書』が必要だったのか

さて、我が家の場合は、教育保育給付認定書が必要でした。

それはなぜかというお話をします。

我が家は、夫は企業にフルタイムで勤めています。

私は、個人事業主です。

入ろうとした保育園からは、「両親共に働いているから」という理由で保育する場合は、働いている証明がいるとのことでした。

夫の場合は、『就労証明書』を会社からもらえば、それでいいとのことでした。

しかし、私の場合は個人事業主と伝えたところ、就労証明書ではなく、『教育・保育給付認定書』を提出してほしいと言われたのです。

ここは私の想像になりますが、個人事業主の就労証明書は、偽造ができてしまう(もちろん犯罪です)ので、あまり信用できるものではないと判断されているのではないかと思います。

つまり、自治体、我が家の場合は川口市なのですが、川口市に「私は働いているので、保育が必要なんです」ということを伝え、川口市から「この人は働いているので、保育の必要がありますよ」と就労証明書のかわりに証明してもらうための書類が『教育・保育給付認定書』になるのです。

保育園側からは、保育の必要性を証明してください、と言われている状態なので、私の場合は、この書類が必要になってきました。

どうやって入手するの?

自治体に申請を出して入手します。

で、これがまたややこしいのですが、自治体も「この人は保育の必要がある」と証明するために、結構しっかりと申請に書類が必要になってきます。

必要書類は、状況によって異なってくるので、自分がどれに当てはまるのかを見つけるのが結構面倒くさかったのですが、わかってしまえば簡単でした。

このあたりの詳細は、別記事で書きたいと思うので、そちらで詳しくお話します。

とにかく、書類の入手は市役所に申請を出して、認定してもらうという流れでした。

申請から認定までの時間

これも自治体によって異なると思いますが、川口市の場合は、すべての書類が不備なくそろってから、2週間前後かかるとのことでした。

結構かかる…。

保育園が決まって、早く契約したいのに、この書類を入手するのに、申請に必要な書類をそろえて申請して、認定してもらうまで、2~3週間かかるんです。

びっくりしました。

なんで役所ってこんなに時間かかるの…。

詳しくお話を聞いてみると、教育保育給付認定の処理を実施する日が2週間に1回程度の頻度であるそうで、タイミングによってはすぐに処理されることもあるようですし、処理直後に申請した場合は、処理自体が2週間後になり、そこから発送になるので、結構時間がかかってしまうとのことでした。

市役所の保育課に聞いてみたら、直近の処理日も教えてもらえたので、自身の書類がいつくらいにくるかはだいたい確認することができましたので、急いでいる方は市役所に問い合わせをするといいと思います。

たくさんの仕事がある中で対応いただいているので、仕方ないなと思いました。

我が家は、2週間くらいで書類が届きそうな感じでした。

最後に

本当に世の中には知らない書類が存在するものです。

保育園で、なにそれと言いそうになったので、今回は記事にしようと思いました。

私と同じパターンの人は少ないと思いますが、そういうのもあるのか、となにかの役に立てればいいな。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA