皆さん、こんにちは。
先日、不正出血が何度かあり、婦人科に行ってみたという記事を書きました。
その結果、子宮内ポリープがあるとのことで、除去手術をすすめられたのですが、診てもらった病院ではできないとのことで、大学病院を紹介してもらい、そこに行くことにしました。
大学病院に行ってみたら、MRIを撮ってから手術について相談しましょうと言われ、MRIを体験することになりました。
ということで、今回はMRIについてのお話です。
MRIとは
MRIとは、磁気共鳴画像法 (Magnetic Resonance Imaging) の略で、強力な磁石と電波を使って体内の断面を画像化する精密検査です。
よくドラマとかで出てくるようなイメージですが、丸い機会に入って撮影される感じです。
X線を使わないため、放射線被ばくの心配がなく、軟部組織の描出に優れているため、脳や脊髄、関節などの検査によく用いられるそうです。
今回、私の場合は、子宮内ポリープなのかどうかの確定と、詳細な位置や大きさを確認するために撮影をするそうです。
強い磁石を使うので注意事項がたくさん
かなり強い磁石を使うらしく、検査室に金属を持ち込むことができません。
その他にも注意点が色々あったので、書き出してみます。
ブラジャーもNG。身につけるものはほぼ外す必要があり
撮影前に着替えをするのですが、基本的に身に着けているものはパンツと靴下のみOKで、それ以外はNGと考えるといいのかなと思います。
ブラジャーもホックや胸パッドの固定部分に金属が使われている可能性があるので、外すように言われました。
スポーツブラで金属が使われていないものであれば、脱がなくても良いそうです。
その他にもこんなものは外してくださいと記載がありました。
- カラーコンタクト
- ブラジャー
- コルセット
- 補聴器
- パワーアンクル
- かつら
- ネックレスなどのアクセサリー類
- 美容整形用針金
美容整形の針金も危ないってことで、色々されている方はMRI撮影できないんだなと思いました。
張り物もNG
その他、貼り物もNGでした。
例えば、ピップエレキバンとか、ホッカイロなどです。
これらは、火傷をおう可能性があるのでNGなんだそうです。
こんなものがラインナップされていました。
- 禁煙パッチ
- 皮内針
- エレキバン
- ホッカイロ
- リブレセンサー
ヒートテック等もNG
ヒートテック等の機能性下着は、火傷の可能性があるのでNGだそうです。
私が撮影した時期は、冬ではなかったので、ヒートテックではありませんでしたが、冬だったら、結構寒い格好をするんだなぁと思いました。
増毛スプレー、化粧もNG
なんと、増毛スプレーや化粧もNGでした。
これらの中には、金属が含まれている可能性があるので、NGなんだそうです。
最近、私は化粧をせずに外出しているので、全然問題なかったですが、化粧をしている時代だったら、やだったろうなぁと思います。
あと、入れ歯も取るように言っていました。
私は入れ歯はないですが、銀歯とかってどうなんでしょうね。
体内の金属についても事前確認が必要
怪我して手術でプレートが入っている場合や(私がそうでした)、それ以外に体内になにか医療器具などが入っている場合もMRIの撮影は注意が必要です。
MRIをとっても大丈夫な素材かを事前に確認する必要があるからです。
私の場合は、右足首を骨折したことがあり、その際にプレートを入れて固定したのですが、まだそのプレートが入っているので、事前に足の手術した病院にMRIをとっても大丈夫な素材かを確認するという作業が入りました。
同様に、体内になにか入っている人はMRIを受ける前に確認が必要だと思うのでご注意ください。
めがねとマスクはNGだけど、直前までつけててOK
メガネとマスクもMRIの撮影時には外して部屋に入るのですが、その直前まではつけてていいそうです。
私も直前までつけていたので、ほっとしました。
目がとても悪いので、メガネがないと厳しいなと思っていたからです。
基本的に着替えて撮影
MRIでは、基本的にはNGな服などもあるため、着替えて撮影をします。
着替えは用意しておいてくれて、ウエストゴム製のズボンと入院着って感じの浴衣みたいなパジャマでした。
ブラジャーつけてないので、もう少し前が守られているものがよかったなぁなんて思いながら着替えました。
まぁ、こんなおばちゃんのことを見る人なんていないので、全然いいんですけどね。
気持ちの問題です。
着替えは、小さい更衣室があり、そこで鍵をちゃんと中から閉めて着替えられました。
鏡もあって、身だしなみを整えやすかったです。
ちなみに、荷物はロッカーに預けて、鍵を持ち歩く感じになりました。
鍵もMRI室に入るときは直前の部屋のカゴに入れました。
造影剤を使う場合は事前に針を刺す
今回、造影剤を使っての撮影をしたのですが、着替えたら、まずは一旦MRIの準備室から出て、別の部屋で点滴のような針を刺しに行きました。
この病院では、小さい部屋があって、奥にはラジエーションハウスで見たような皆さんの内蔵の画像をPCで映して何人かで見ているような感じのパソコンがずらりと並んでいる部屋がありました。
ここで撮影したものを見ているんだろうなぁと思ったりしながら、自分の順番を待ちました。
針は、そこまで太い針ではなかったです。
痛さも血液検査のときと同じくらいでした。
MRI室へ
MRI室に呼ばれ、メガネとマスクとロッカーの鍵を預けたら、中に入りました。
もう、テレビで見たあの丸い機械が目の前にありました。
そこのベッドに横になるように言われます。
天井を向いて仰向けで横になると気をつけの姿勢になってくださいと言われ、軽く腕周りは固定されました。
上からちょっと重いの乗せますねとなんか野球のキャッチャーのガードみたいなものを乗せられました。
基本的にもう身動きはできません。
ヘッドホンもつけられました。
これをつけると、話し声はかすかに聞こえるという感じになりました。
流れるように準備をされ、いよいよMRIでの撮影スタートです。
ヘッドホンからAIの声で案内が流れる
MRIの筒の中に移動していくと、頭の上の方でライトがあるようで、中はちゃんと明るかったです。
丸い白い壁しか見えません。
基本的に頭も固定されているので、顔も動かせず、目玉だけ動かしてキョロキョロしてもあまり何も見えませんでした。
ヘッドホンからは、AIの女の人の声で、アナウンスが流れます。
「次の検査は30秒かかりません」とか
「次の検査は2分かかります」とか、
「次の検査は息を止めて行います。息を吸って、吐いて、吸ってそこで息を止めます」と教えてくれます。
結構なんていうか、かなり親切です。
困ることはありません。
ただ、MRIの撮影の間、寝てようと思ったのに、寝ている暇はありませんでした。
MRIは本当にうるさい。いろんなタイプの音がする
MRIは本当にうるさいです。
ヘッドホンをしているのに、ものすごい音がします。
「ビービービービービービビビビビビ」という感じの音のときもあれば、「ヴォンヴォンヴォンヴォンヴォン」という感じのときもあれば、「カチンビーカチンビー」みたいなときもありました。
とにかくいろんな音がします。
で、うるさいです。
検査と検査の間は静になるので、ずっとうるさいわけではないです。
音の振動なのか、体が少しブルブル振動したりしたときもありました。
MRIの中はたぶん寒い。背中がほんわか暖かかった
MRIの中は、たぶん、寒いんだと思います。
基本的に腕から手の方まではなにかに覆われていたし、足にはタオルをかけてくれていたので、そのおかげで寒すぎなかったのですが、ちょっと出ている肩とか寒いなと感じました。
背中はなんかほんのりあたたかい感じがしたので、冷えないように温めるなにかが働いていたのではないかと思います。
そのおかげで、凍えずにすみました。
時間は約20分で終わった
私の場合は、呼ばれてから終わるまでは、たぶんだいたい20分くらいで終わったと思います。
時計もスマホもロッカーに預けてて、はっきりした時間はわからなかったのですが、たぶんだいたいそんなもんだと思います。
人によって撮影部位が異なるので、かかる時間は異なると思いますが、だいたい事前に説明されていたくらいの時間内でおさまるようにできているのかなと思いました。
撮影だけで保険がきいても9,000円した
この日は、MRIの撮影だけしかしませんでした。
他は何もなかったのですが、お会計が9,000円でした。
保険がきいてこのお値段。
MRIはそれなりに高いのだなと思いました。
まぁ、造影剤も使っているし、高い機械だし、高い技術がいるものだし、当然かぁと思いながら支払いました。
今回の子宮内膜ポリープの件、いったい全部でいくらかかるんだろうかと少し心配になりながら、病院をあとにしました。
検査結果は7日後の診察で
ということで、今回はMRIの体験について記事にしました。
検査当日には結果が出ないので、1週間後に診察に行くことになっています。
その時に詳細の説明と、手術の有無について話をされるのだと思います。
個人的には、ただの簡単なポリープで、一泊二日で簡単に帰れる手術で終わらせられたらいいなと思っています。
では、結果については、また次の記事でご紹介します。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。