認可保育園と認可外保育園の違いって?

今回は保育園の話。

皆さんは、認可保育園と認可外保育園って言葉、ご存知ですか。

私は、自分が保育園を探すまでよくわかっていませんでした。

知らなかったので、自分で調べたことを記録しておく意味で記事にしたいと思います。

認可保育園とは

認可保育園とは、児童福祉法で定められた基準をすべて満たす保育施設のことをいいます。

つまり、国の定めた条件を満たした、国が認めた保育園という立ち位置にある保育園です。

認可保育園は、国や自治体からの補助が出ており、運営も安定しています。

そのため、認可保育園に入りたい場合は、自治体に申し込みをして、自治体の選考によって入園の可否が決まります。

保育料も自治体に支払うものとなります。

基本的に4月入園で定員となることが多いため、申込みの受付開始する秋ころ(9月、10月頃)から動き出す必要があります。

認可外保育園とは

一方で、認可外保育園とは、児童福祉法で定められた基準を満たせていない部分がある保育施設のことをいいます。

例えば、施設の広さや園庭の有無、保育士の人数なども影響してきます。

どこが満たせていないのかは、保育園ごとに異なるので、気になる保育園があった場合は、自分で見学に行くなど調べる必要があります。

認可外保育園に入園したい場合は、園に自分で直接申請をする形式になります。

保育料は、その園に直接支払うようになります。

入園は、園に空きがあれば、いつでも受付をしている状況のようです。

認可保育園のメリット

認可外保育園より保育料が安い傾向にある

認可保育園は、国や自治体からの補助金と保護者からの保育料で運営をしています。

保護者からの保育料は、世帯年収や生活保護の有無などにより自治体によって金額が決められます。

補助がある分、認可外の保育園に比べると、比較的費用は安くなる傾向にあるようです。

園の広さ、保育士の人数など安心感がある

基準を満たしているからこそ、園の広さや設備、保育士の人数などが一定の基準以上となっているので、預ける上で安心感があります。

保育士も資格を持った保育士をこども何人に対して、保育士何人と決まっているので、安心できます。

休園することは少ない

台風などの悪天候時、よっぽどのことがない限り、休園はなかなかない傾向にあるようです。

と言っても、本当にそうかは、自治体などにもよると思いますので、園に確認をしていただくのがよいのかなと思います。

認可保育園のデメリット

世帯年収によっては保育料が高くなる

家庭によると思いますが、年収が高いと保育料が高くなるような仕組みになっています。

そのため、状況によっては認可外保育園より高くなってしまうこともあるのです。

競争率が激しいのでなかなか入れないことも

多くの方が、認可保育園に入れたいと考えているため、保育園に入れないことも出てきます。

自治体の選考では、家庭ごとにポイント制となっており、より保育が必要な人が優先的に選ばれ、選考から漏れて入園できないという話もよく聞きます。

一般的には、年収が高い場合や近くに祖父母がいるなどがあると、ポイントが低くなってしまって、入園できないことが多いみたいです。

規模が大きくて細かいところまで見きれない可能性がある

認可保育園は広い保育園も多いのですが、その分受け入れられる子供の人数が多く、1人の保育士に対しての子供の人数がギリギリの上限になっていることもあります。

そうなると、子供を細かくは見きれない可能性も出てきます。

認可外保育園のメリット

保育園ごとの特色を出しやすい

自由が多いので、保育園ごとの特色を出しやすいと感じます。

教育に力を入れるなどの特色をより感じることができます。

自分の方針にあった保育園が見つかりやすいこともあります。

保育料はどんな家庭でも同じ金額

年収などで保育料に変化がないので、誰もが同じ金額を保育料として支払う場合が多いです。

ただし、企業主導型の保育園で該当企業枠と地域枠で金額が異なることもありますので、詳細はその園に確認いただくのが良いかと思います。

認可外保育園のデメリット

一般的に保育料が高くなる傾向がある

補助金がもらえていない分、保育料が高額になる傾向があるようです。

ただし、企業主導型の保育園では、補助金が出ておりその分安くなるなどの例外はあります。

保育士の資格がない人でも保育をしている場合がある

保育士の資格がない人でも保育をしている場合があります。

休園になることもある

できるだけ開園しようとはしてくれますが、悪天候などの影響で休園することもあるようです。

認可外でも企業主導型の保育園は認可保育園に近いことも

企業が自社の社員の保育園として保育園事業をしている場合が、企業主導型の保育園となります。

この場合、認可保育園と同等の補助を受けることができます。

補助が出ている分、保育料が安くなる傾向にあります。

また、複数の企業で運営している場合もあるようで、その場合規模が大きくなることもあるようです。

ちなみに、私の住んでいる地域にも企業主導型の保育園がありますが、小規模な保育園が多いようです。

最後に

保育園と言っても、いろいろあるんだなぁと思ったので記事にしました。

認可保育園に入れるのか、認可外にいれるのかによって、動き方が変わってくるので、まずはこの知識を知るところからはじめたのが私でした。

私の場合は、認可保育園は時期的に厳しかったので、認可外で探しましたが、状況に応じて秋に認可保育園への転園を目指して活動してもいいと思っています。

少しでもどなたかのお薬にたてればいいなと思いながら書きました。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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