我が家の赤ちゃんの離乳食は、少し早めにスタートしました。
親が食べているときによく見てくるし、よだれもすごく出ていて、支えていればおすわり姿勢もできたので、始めても大丈夫かもと思い、早めにスタートしました。夫が早くやりたかったようです。興味があるみたいで。作ったりするの私なのに。始めたら、毎日のスケジュールをやらないとなのに。(←これは愚痴ですw)
ですが、スムーズには進まなかったのでそのお話を少ししていきます。
生後4ヶ月21日で離乳食をやってみた
少し早かったのですが、生後4ヶ月21日で離乳食を実施してみました。
まだ自分でおすわりはできず、支えていないといけない時期。首はしっかり座っているのですが、腰は全然まだまだでした。ハイローチェアに座らせても自分でバランスを保てず、クニャっと斜めになりがちで、ご飯をあげるのはあげにくいかなと感じました。
そこで使ったのは、バンボです。友人に譲ってもらったのですが、一人でおすわりできるようにサポートしてくれるので、親は両手があいて、離乳食を上げやすいです。バンボでもまだ少し安定しない感じで座っていましたが、大丈夫かなと思ってそのまま実施しました。
我が子はまだわけが分からず、とりあえず口に入ったものを飲み込んではくれていました。初日は5gをなんなくクリアしました。嫌がったりせず、スプーンを口に運んでも口が開いたのでもしかして、離乳食が簡単なのではとこのときはちょっと思ってしまっていました。
2日目以降から途中で泣いて嫌がるように…
離乳食2日目からは、ハイローチェアであげるようにしました。ハイローチェアでもあげられるかなと思ったからです。この時期は、ハイローチェアでもバンボでもどちらでもまだしっかり安定してなかったので、夫が少し子供を支えつつ、私がごはんをあげるという感じであげていました。
さて、離乳食2日目はどうだったでしょうか。
最初こそ、口に運ばれるおかゆをなんとなく口に入れてくれていたのですが、あまり嬉しくなさそうな表情を浮かべていました。そのうち、だんだん体が私から遠ざかるように傾けて、嫌なのかなと感じるようになりました。最終的には、泣き出し、全部を食べ切ることができませんでした。
泣き出してしまったら、もうスプーンを見ただけで泣くので、全然続きをあげることはできませんでした。その日はそこでおしまいです。
そこから1週間ほど頑張ったのですが、泣いてしまって食べきれないことが続きました。
一旦中断して生後5ヶ月をすぎるのを待つことに
結局、数日続けたのですが、私が離乳食をやるのが嫌になってしまいました。
やはり泣かれてしまうと、あげているこちらがわも辛くなるのです。
そこで、少し早かったのかなと判断し、一旦中断することにしました。まだ生後4ヶ月では早すぎるのかな。消化機能もまだだったかなと、反省する点もありました。
時間をおけば、赤ちゃんの反応は変わるらしいという噂を信じ、一旦お互いのために休憩をはさみます。
私はこの一旦中断したのはとてもよかったです。メンタルがだいぶやられていたので、続けていたらよくない状態になっていたと思います。”食事の時間は楽しくしてください”と言われているのに、全然笑えない母となってしまいそうだったのです。ですが、離乳食をやらなくていいとおもうと、とても心が楽になり、しばらくは自分の心のためにも休息しようと決めました。
生後5ヶ月を過ぎてから、こちらもしっかり準備をして再挑戦しようと決めたのです。
器とスプーンに慣れる練習
離乳食こそ一旦中断はしたのですが、器とスプーンから物を口に入れる練習はしようと思いました。泣いてしまったときは、スプーンを見るのも嫌で泣いていたので、スプーンを嫌いにならないでほしくて実施することにしました。
そこで、離乳食の時間に、麦茶をスプーンであげることにしました。離乳食と同じようにハイローチェアに座ってもらい、器とスプーンを見せます。特に嫌がる様子はありません。そっとスプーンを近づけます。嫌がりません。これならいけそう。そう思い、麦茶を口に運びます。ちゃんと口をそっと開けてくれました。麦茶をそっと流し込むと、口からこぼれはしましたが、少しは飲み込んだようです。よかった。その後も何度か繰り返し、ちゃんと麦茶を呑んでくれました。最後は、なんなら器から直接呑んだりもしてくれました。
器もスプーンも嫌がることなく、麦茶が飲めたので、これならいい練習でいけそうと感じました。離乳食再開まで、可能な日はこの練習をするようにしました。
生後5ヶ月5日 離乳食の再開
生後5ヶ月になり、いよいよ離乳食を再開してもいい時期がやってきました。ですが、私の心が決まらず、少しやるぞ!となるまでに時間を有したため、生後5ヶ月5日からの再開となりました。
再開時は、またおかゆ1さじから開始です。5g分。小さじ1程度。ほんの少しだけど、これを赤ちゃん用のスプーンであげると何口分にもなります。
さて、いよいよ再開です。
今回は、より安心して安定してあげられるよう、私が赤ちゃんを膝に乗せて、夫が離乳食をあげることにしました。ハイローチェアにいるときよりも抱っこされている方が赤ちゃんがごきげんだからです。そして、万が一泣いてしまった時に、私が抱いている方が私の精神的にも安定するからです。
器やスプーンを見ても嫌がる素振りなく、触りたそうに手をのばしていました。
早速おかゆを口に近づけます。下唇にふれると、ほんの少し口があきました。そっとスプーンを入れておかゆを置いてきます。飲んだのかそのまま口の入り口におかゆがあるのかわからないのですが、特に嫌そうではなかったです。そこからゆっくり赤ちゃんのペースで、おかゆを近づけて口を開けるのを待ち、開けたらおかゆを入れるのを繰り返しました。吐き出さなかったので、おそらくごっくんできたのだと思います。
そして、嬉しいことに、泣かずに全部完食してくれました。
まだこのときは美味しいも美味しくないも感じてなさそうで、無の表情ではあったのですが、少なくとも嫌で泣くことはありませんでした。
その後は順調。泣くことはない
そこからは順調に進みました。特に離乳食が大好きという感じはないのですが、泣いて嫌がるようなことは起きませんでした。
やはり、離乳食を開始するタイミングが少し早かっただけなのかもしれません。個人差があるし、本人の状況は見た目からはわからないので、難しいものですね。
再開したあとからは、特に嫌そうな素振りは見せることはありませんでした。こちらがお皿をせっせと運んでいるときには、「ご飯かな?」という雰囲気を感じ取っているようでしたが、すんなり受け入れているようでした。
再開してから2週間ほどしてからは、お膝からバンボであげるように変更したのですが、それも問題なく受け入れてくれました。バンボに座って準備しているのを待っているときは、お皿をじっと見ていたりしました。クールなタイプの子供だったので、表情では特に笑顔いっぱいというのはありませんでしたが、じっと見つめているということは、楽しみにしてくれているといいなと思ったものです。
生後6ヶ月になる頃には口をしっかり開けて食べるように
離乳食の再開から1ヶ月ほど経過すると、だいぶ離乳食に慣れてきた様子が見え始めました。
器とスプーンをしっかりみて、スプーンが近づくと自ら口を開けるようになったのです。最初のうちは、下唇にスプーンをあてて開けてもらっていましたが、自らスプーンを見て口を開けて待つという姿は大きな成長に感じます。
また、好きな食材と得意でない食材も少しずつでてきました。
おかゆは好きみたいで、おかゆが運ばれてくると思っているときは、とても大きな口でおかゆを待ち構えてくれます。そして、元気にパクっと口を閉じるのです。食べ方もだいぶ上手になっていました。
ですが、苦手な食材は、1口目はまだなんだかわかっていないので、普通に大きく口をあけているのですが、食べた後一瞬置いてから、眉間にしわを寄せ、美味しくなさそうな顔をします。そして、その後の一口は、口の開き具合がとても小さくなります。あまり食べたくないの意思表示のようです。
こちらとしては、食べてほしくてなんとか食べてもらうのですが、それでもまだ嫌がってなくとか、口を開けてくれないということはなく、ただ、口があまり開かないので、あまりたくさん入っていかず、食べるのに時間がかかるということが起きるだけです。本気で嫌がったら、その日はその食材はもうあげるの辞める予定なのですが、一応この生後1ヶ月までの間の食材では、そこまで嫌がるものはありませんでした。
最後に
離乳食は、始める時期や進み方も個人差があるので、なかなか同じパターンの方を見つけることはできませんでしたが、他の方々の苦労話などを見て、私もいろいろと参考にさせていただくことができました。
私の体験談も、誰かの「そういうこともあるよね」と救いになったらいいなと思い、記事にすることにしました。
そもそも始めた時期が早すぎるとか、あげかたが下手だったとか、やり方の問題など、いろいろ私側の問題もあるのだとおもうのですが、それも含めて、そんな失敗をしつつも子供を育てている人がいることや、その子がちゃんと育っていることでそういうのもあるのかと思ってもらえたらいいなと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。