今回は、和光堂さんから出ているベビーフードの「筑前煮弁当」についてのお話です。
和光堂「栄養マルシェ 筑前煮弁当」とは
和光堂さんが販売しているベビーフードです。
9ヶ月頃から食べれると表記されており、離乳食後期にあわせた製品になっています。
箱に入っており、中に2つのカップとスプーンが1個ついています。1カップ80g入りで、1食分として使えるみたいです。
原材料
鮭とほうれん草の雑炊
精白米(国産)、チキンブイヨン、だいこん、にんじん、さけほぐし身、ほうれんそう、砂糖、たいエキス、しょうゆ(大豆を含む)、植物油脂、米酢、食塩/増粘剤(加工でん粉)
和風の雑炊かと思ったのですが、チキンブイヨンが入っていますね。お野菜はだいこんんとにんじん、ほうれん草。これは和風な感じがします。たいエキスも入っていて、美味しそうです。
筑前煮
にんじん(国産)、ごぼう、さといも、じゃがいも、かつお昆布だし、さやいんげん、チキンブイヨン、鶏ほぐし身、植物油脂、しいたけ水煮、しょうゆ(大豆を含む)、ぶどう糖、米酢、食塩/増粘剤(加工でん粉)
こちらも和風です。にんじん、ごぼう、さといもは筑前煮という感じです。そこにじゃがいもも入っているのですね。さといもも入っているのに。さやいんげんも入っています。鶏肉はほぐし身で入っているみたいです。しいたけも入っています。だいぶ本物に近づいている感じがしますね。
内容量
1箱 80gのカップ2個入り
栄養成分
鮭とほうれん草の雑炊
1製品80g当たり/エネルギー:59kcal たんぱく質:1.6g 脂質:0.56g 炭水化物:12g 食塩相当量:0.31g
7ヶ月までの製品では、ご飯系の塩分はそこまで多くなかったのですが、さすがに少し増えた感じはします。でも0.26gなので、とても少ないですね。タンパク質も取れて、良いのではないかと思います。塩分は0.3ですね。
筑前煮
1製品80g当たり/エネルギー:36kcal たんぱく質:1.0g 脂質:1.2g 炭水化物:5.4g 食塩相当量:0.30g
栄養素的には問題ないと思うのですが、塩分が0.3g入っているので、雑炊とあわせると0.6gなので、さすが後期、少し多いのですね。でも後期はこれくらい大丈夫みたいなので、だんだんと味が濃くなっていくのだなと感じています。
あけてみた
それでは早速開けてみましょう。
いつも通りのパッケージですね。
蓋をあけるとこんな感じです。
どちらもパッケージの写真に比べるとずいぶん彩りが茶というか、だいぶイメージが違いますね・・・。
チキンブイヨンの影響か、少し茶色いです。黒く見えるのはほうれん草でしょうか。
雑炊といえど、さらさらはしていません。おじやっぽいです。
筑前煮の方はスープみたいです。野菜は沈んでいるようですが、ゴロゴロとしたものが見えます。鶏のほぐし身も見えますね。
野菜の大きさはずいぶんとバラバラでした。写真には収められなかったのですが、かなり大きい里芋の塊がいくつも見つかりました。後期に入ったばかりだとかなり苦戦しそうなサイズでした。
食べてみた
それでは実際に食べてみましょう。
鮭とほうれん草の雑炊は、雑炊というより、味のついた柔らかいご飯でした。水分はかなり少ないです。ねちょっとしています。味としては、出汁を感じて美味しいです。
筑前煮は、和風の味を感じました。筑前煮と言われても、まぁ、そうかもと思えるくらい本物に味が近づいていました。ですが。食材が大きいです。スープが多いです。これが少しあげにくかったです。。。
我が子は、まだ後期に入る練習中なので、非常に食べにくそうでした。頑張って9割くらいは食べてくれたのですが、最後にかなり思いっきり吐いてしまい、気持ち悪くなってしまったのか食べ残してしまいました。タイミングの問題だったかなと思うので、これは参考程度に受け取っていただけたら幸いです。
最後に
9ヶ月以降のお弁当シリーズは、後期に入ったばかりの子にはちょっと厳しいなと感じました。
そして、筑前煮はスープが多い・・・。野菜がゴロゴロありすぎるのも食べてくれるか不安になるのですが、スープ系って、あげるときにこぼしやすくないですか? 我が子はじっとしててくれないので、口にうまくスプーンを持っていこうとすると、ポタポタとこぼしてしまいます。あげにくいので、スープ系は苦手です。
ご飯の雑炊が少し雑炊感があまりなかったので、雑炊をもう少しサラサラにして、筑前煮はもう少しとろみを強くするとか、具材をゴロゴロにするなどしてくれたら食べやすいのかなと思いました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。