子宮内膜ポリープ除去手術。手術室での記憶

皆さん、こんにちは。

先日、子宮内膜ポリープ除去手術を受けてきました。

その時の記録を記事にしたいと思います。

事前準備などについては、こちらの記事に書いています。

そして、手術室に入る直前までの内容はこちらの記事に書いています。

今回は、手術室の中の記憶を記事にした内容です。

これまでの経緯

簡単に手術までの経緯をご紹介します。

今年に入り、不正出血が続くようになったので、婦人科に行ったところ、子宮内膜ポリープ疑いがあるとのことで、大学病院を紹介してもらいました。

そこで、MRIを撮ったけど映らず、子宮鏡検査をしたことで、ポリープを発見しました。

ポリープは小さかったのですが、除去手術を希望し、手術を受けることになりました。

手術は、外来での日帰り手術で、当日の朝に来てラミナリアを挿入後、手術にのぞむという形になっています。

手術室前の手続き

手術室は二重扉になっていました。

自動ドアを入ると、少し大きめのスペースがあり、そこで不妊治療部署の看護師から、オペ専門看護師へとバトンタッチをするという感じの場所のようです。

私は自力歩行で向かったので、まずは私本人の確認と、金属類などを身に着けてないかとか、体調は大丈夫かなどの確認をオペ看からされました。

その後、不妊治療部署の看護師とオペ看にて引き継ぎをし、ここからはオペ看さんと一緒に自分の手術室まで歩いて移動することになりました。

ストレッチャーについては、私の手術室の前まで持ってきてと他のオペ看にお願いしていたので、誰かが移動してくれるのでしょう。

手術室までの徒歩

2個目の手術室の自動ドアを抜けると、T字路になっており、そこから曲がると、両側に手術室が存在しているようでした。

部屋ごとに扉に番号が書いてあり、私は17番の手術室だったようです。

途中、他の手術室から先生か看護師さんが出てきたのですが、「ちょっと止まってください」と言われ、「扉が閉まるまで待ってください」と言われました。

中が見えないように配慮されているんだなと関心しました。

そして、自分のオペ室まで着きました。

自分で歩いていくのは初めての体験だったので、おもしろかったです。

担当医と麻酔医とオペ看1人の3人体制

私の手術はそんなに難しくないからか、担当の婦人科の女医の先生と、男性のたぶん麻酔医の先生と、看護師さん1人の3人体制で行われました。

手術室には、見たことある手術台が置いてあり、そこで手術するんだなぁと思いました。

婦人科の内診に使うような椅子ではなく、ただのベッドだったので、足とかどうするんだろう?とちょっと思いながら、まぁなんとかするのかなと簡易的に考え、部屋を緊張しながら進みました。

ちなみに、まだメガネはしているので、中はよく見えました。

ベッドに横たわったらあとはされるがまま

まずは、看護師さんに言われ、自分でベッドに横になりました。

横になったあとは、もう私がすることは何もありません。

横になっているだけで、看護師さんが次々と準備をすすめていました。

主治医の先生も暇だったのか、足を乗せる台を設置してくれていました。

なるほど。

あとから足を乗せる台をこの手術台にくっつけるのねと思いながら、もう私は何もできないので、心の中で応援しているだけでした。

腕についても、手術台に乗ってから、腕を乗せるスペースの台が下から出てきて、そこに両腕を乗せました。

楽です。

看護師さんは、すごく忙しそうに準備していて、先生も暇でガタガタ足の台をつけようとしてくれていて、麻酔科の先生はたぶん、何しようとわからず、うろついている感じでした。

ちょっと若そうな先生だったので、まだ経験が浅いのかなぁなんて思っています。

タオルで自分の首以下は見えないように遮断された

たぶん、手術中に見えないように視界を遮断するため、タオルがかかったバーを首元くらいに用意されました。

このバーにかかったタオルのせいで、自分の首から下の様子はもう見えませんでした。

見えるのは、タオル、あとは天井とか横のみです。

横向くのもあれだなぁと思ったので、天井を見つめていました。

天井、真っ白なんですよ。

ライトもドラマに出てくるようなあの手術のライトがあるし。

すごいなぁ。

本物だぁと思いながら、せっせと手術の準備をする先生方をよそにぼーっと過ごしていました。

ルートは麻酔科の先生がとってくれた(点滴の管)

点滴を入れる管は「ルート取ってください」と主治医の先生に言われたのが、麻酔科医の先生だったので、麻酔科医の先生がとってくれました。

静脈麻酔で、左腕の内側でいい静脈を探しているようでした。

私は少し太っているので、血管が見えにくかったようで、少し苦労をかけてしまった感じがしました。

これにしましょうと主治医の先生が静脈を決定し、そこに針を指してくれました。

正直、ちょっと痛い。

これは、あとで内出血するタイプの痛みだなぁと思いました。

結果、実際に内出血しましたよ。後日。

まぁ、手術に影響はなかったのでよかったです。

ショーツを取られる

さっそくショーツを取りますねおしりをあげてくださいと言われました。

はーいと言いながら、おしりをあげてショーツを脱がしてもらいました。

ショーツはビニール袋に入れられていました。

手術着もたくし上げられたので、もう下半身丸出しです。

手術なので当然ですけど、若干寒い。

ただ、すぐに上からよくドラマで見るような緑の紙みたいな手術用のシートを乗せてもらえたので、そこまで寒くなかったです。

先生は、膣付近がしっかり見えるようにその緑のシートをいい感じにセットしてくれました。

ちなみに、このあたりでめがねもとっています。

足を乗せる台を設置してくれたのでそこに足を乗せた

婦人科の内診台のように足を乗せる台を用意してくれたので、そこに足を乗せました。

緑のシートはこのあとに乗せられたかもしれません。

ちょっと記憶があいまい。

でもたぶん、足を乗せてからだった気がします。

これに乗せたら、もうあとは力を抜いてされるがままです。

お腹に機械を乗せていく

たぶんだけど、お腹に機械乗せますねと言われたのですが、それがカメラだったのではと思います。

その画像を見ながら、先生は手術をしてくれたのではと思います。

自分からは何も見えないので、たぶん、そうだったのだろうと思います。

タオルとかなければ、自分でも手術の様子が見えたんですけど、そういうのは見せないんですね。

残念。

見えたら面白かったのに。

抗生物質の投与

最初、点滴で抗生物質の投与を開始されました。

先生がいれてーと看護師さんに言うので私にも理解ができました。

看護師さんは、薬の名前と量を反復し、投与していました。

間違いがないようにしているんだなぁと思いました。

麻酔の投与、量を間違えられる

その後、先生も手術の準備ができたようで、麻酔の投与を麻酔科医の先生に指示していました。

薬名と量を指示したのですが「8、いれてください」と言っていたのに、麻酔科医の先生、「1入れます」と言っていたので、間違っているなぁとは思いました。

量が少なかったので、まぁ、影響ないかなと思って指摘しませんでしたが、逆だったら私が聞き返していましたよ。

で、しばらく待っても私、全く眠くならなかったんですよね。

「眠くないですか?」と聞かれ、「はい、眠くないです」と答えると、先生が「あれ?8入れたよね?」と確認。

「あ。1です」と麻酔科医が言うので、「7入れます」と残りの麻酔を入れ始めました。

すると、急激にここから記憶がなくなりました。

麻酔がすぐに効いたのでしょう。

ここから手術が終わるまで記憶がありません。

手術が終わった雰囲気の中ぼーっと意識が戻る

次に意識が戻ったのは、まだ手術室の中でした。

なんとなく、手術が終わったっぽくて、片付けをしているような感じがしました。

手術室を元に戻すのか、足を乗せていた台を外すため、足をまっすぐに置かれたのも覚えています。

まだボーッとしており、私は何も力を入れていませんでした。

記憶があいまいで、まだ麻酔が残っている状態のようですが、とにかくものすごく眠かったのを覚えています。

眠いからもう少し手術続けてくれないかなと思ったほどでした。

ホルマリンをお願いしますの声が聞こえた

看護師さんがどこかに電話をして、ホルマリンをお願いしますと言っているのが聞こえました。

どうやら、私のポリープをホルマリンに入れて、病理検査に回すようです。

ホルマリンにいれるんだぁと思いながら、ぼーっと過ごしていました。

先生たちは後片付けをいそいそと行っていました。

生理用ショーツを履かせてもらう時に自分でお尻をあげられた

看護師さんが生理用ショーツを履かせてくれるとき、さすがに履かせにくそうだったので、お尻を浮かせて履かせてもらいました。

あ、気づきました?

みたいに声をかけられたように思います。

起きたのねという感じみたいでした。

全部の片付けが終わるまで、そのままぼーっと横になっていました。

ストレッチャーには自分で移動

ストレッチャーには自分で移動しました。

ストレッチャーを手術台の横につけてもらい、自分で移動できますかと言われました。

はいと答え、でもまだ体はだるく眠い状態。

ものすごいのそのそと移動。

なんとかストレッチャーに横たわることができました。

まぁ、これが一番安全な移動方法ですよねと思いながら、自分で動いて、あーねむいと思っていました。

手術室入口で不妊治療部署の看護師さんが待っててくれた

たぶん、私が意識戻る前に看護師さんが手術が終わった旨の連絡をしていたのでしょう。

入口のところに、ここまで案内してくれた看護師さんが2名待っててくれていたようです。

その2名でストレッチャーを受取、私のショーツや眼鏡の荷物も受け取ってくれて、元いた待機室のある場所まで移動してくれました。

「大丈夫ですか」とか声をかけられたのですが、「はい、眠いだけです」と答えたのを覚えています。

このタイミングでは、まだまだ麻酔の影響でものすごく眠くて、移動中ちょっと寝ていました。

ということで、ここまでが手術室の記憶です。

人生で手術をしたのは二度目なのですが、今回は自分で手術室に入っていったので、貴重な体験ができたと思います。

長くなったので、部屋に戻ってからお支払いなどを終わらせるまではまた次回の記事で書きたいと思います。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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