特定の病気になった際に提出が必要な書類 「意見書(医師記入)」と「登園届(保護者記入)」

我が子が通っている保育園では、特定の病気にかかった場合、提出する必要がある書類があります。

これは、すべての保育園で絶対にいるというわけではないと思うのですが、国が定めた「保育所における感染症対策ガイドライン」に沿って対応されているとのことなので、多くの保育園で同じ状況ではないかと思うので、今日はそのお話です。

感染症拡大を防ぐための対策

まずは、特定の病気というのは、感染する可能性がある病気です。

あとで、我が家が通っている保育園で指定している病気(保育所における感染症対策ガイドラインに沿った内容)をご紹介しますが、それらにかかった場合、病院の先生に、いつから保育園にいっていいかを確認し、必要に応じて書類を記載もしくは、記載してもらって提出が必要になります。

その理由は、国が定めたガイドラインによると、集団生活を行う上で、感染拡大を防ぐためとしています。

とはいえ、実は、感染力って、数日では消えない場合がほとんどで、長いと1ヶ月とかそれ以上感染力を持っていることもあるようです。

でもさすがにそんなに長い期間は現実的に休むことは難しいということもあるからか、だいたい症状が収まってきて、感染力はまだあるけど、ひどくないくらいの状態でもう保育園に行っていいことになるみたいなんですけどね。

そのあたりは、実態に合わせているのかなと感じます。

保護者が記入する「登園届」

では、まず1つ目の書類は、登園届です。

こちらは、保護者が記載する書類です。

病院に行き、病名を聞いて、以下に該当した場合に必要になります。

※あくまで我が家が通っている保育園の場合です。保育園によって該当する病気が異なることはあります。

・溶連菌感染症
・マイコプラズマ肺炎
・手足口病
・伝染性紅斑(りんご病)
・ウイルス性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス等)
・ヘルパンギーナ
・RSウイルス感染症
・帯状疱しん
・突発性発しん

これらは、こども家庭庁が出している「保育所における感染症対策ガイドライン」に記載のある参考様式に記載のあった病気と全く一致していたので、他の園でも同じである可能性は高そうですね。

これらに感染した場合は、「いつ受診して」「いつから登園していいか」を確認して記入して提出が必要です。

我が子、マイコプラズマ肺炎、手足口病が2回、ウイルス性胃腸炎にかかりましたので、半年ですでに4枚提出しています。

医師が記入する「意見書」

そして、2つ目の書類は、「意見書」です。

こちらは、病院で医師に記載してもらう必要がある書類です。

病名から、感染して重症化すると危険な病気が多いのかなと感じます。

我が家で通っている保育園の場合は、以下の病気だった場合に提出が必要です。

・麻しん(はしか)
・インフルエンザ
・新型コロナウイルス感染症
・風しん
・水痘(水ぼうそう)
・流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ)
・結核
・咽頭結膜熱(プール熱)
・流行性角結膜炎
・百日咳
・腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26、O111等)
・急性出血性結膜炎
・侵襲性髄膜炎菌感染症(髄膜炎菌性髄膜炎)

これらも、こども家庭庁が出している「保育所における感染症対策ガイドライン」に記載のある参考様式に記載のあった病気と全く一致していたので、他の園でも同じである可能性があると思います。

こちらが大変なのは、まずは病気が発症して病院に行くと思いますが、それが治ってきて再度病院に行き、医師から治ってきているので、登園してもいいということで書類を記載してもらう必要があることです。

つまり、治ってきたらもう一回病院に行かないとなんです。

なぜなら、医師記入欄には、「症状も回復し、集団生活に支障がない状態になりました。◯年 ◯月◯ 日から登園可能と判断します。」という風に記載してもらうので、症状が落ち着いてから診てもらう必要があるからです。

ただ、完全治癒ではなく、症状が収まってきたらということみたいなので、初回に病院で診断されたときに、保育園に意見書を出す必要があるが、いつくらいにもう一度診察に来たらいいかという目安を聞いて、その目安にあわせて再度受診するのがいいと思います。

幸いなことに、我が子はまだこれに当たる病気にかかっていないので、実際に提出したことはないですが、これらの病気にかかった場合は、1週間くらいはお休みになっちゃうなぁと思うような病気になるので、こういう対策も仕方ないと思います。

こういう書類がいることは念頭においておく

保育園に入園時にこの書類のことはちゃんと園長先生から説明を受けました。

ただ、通っているうちにこういう書類ってうっかり忘れがちになるかなと思います。

実際に私も、初めて「手足口病」になった時は、この病気が登園届がいるとは知らなくて、病院にいって先生に保育園に行っていいですよと言われたので、そのままその足で登園したところ、先生から「登園届は持ってますか」と聞かれ、慌てたことがあります。

そういえば、そんな書類がいる病気があった!と。

ですが、幸いなことに、手足口病だったので、登園届であり、保護者が記入すればよかった上に、その日に病院に行っていて、保育園に行っていいと言われていたので、その場で先生から書類をもらって記入して事なきを得ました。

それ以来、何か病気になるたびに、この登園届と意見書をみて、病気が該当しないかチェックするようになりました。

いざってときのために数枚印刷しておく

子供が病気にかかると子供にかかりっきりで、他のことがなかなかできなくなります。

先日も我が子がウイルス性の胃腸炎にかかったとき、いざ、登園しようと思った日に「あ!登園届書かなきゃ!」と気付き、印刷しておいた登園届に記載しました。

我が家はプリンタがないので、必要な時には、コンビニに印刷に行かないといけないのですが、登園当日に用紙がなかったら、印刷しにいって記載して持っていくのは正直大変です。

なので、我が家は、数枚印刷して保管しておいています。

そうすれば、当日の朝にあわてることもないかなと思うので、プリンタのないお家の方はぜひ同じように準備されておくといいと思います。

最後に

保育園も感染を広げないために色々と対策をしてくれていて本当にありがたいなとは思います。

でも、やっぱり感染しちゃうのが子供かなとも思うので、かかっても恨むことはありません。

ただ、こういう書類も保育園側の感染対策の一つではあるので、保護者としてもしっかり一緒に対応していきたいなと思います。

本当に、保育園には感謝しているので。

ということで、こんな書類もあるんだというのを今回は記事にしてみました。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA