精神科に通い始めてから約10ヶ月くらい経過した頃から、カウンセリングにも通い始めるようになりました。
カウンセリングを何回か受けてみて、今のところどんな感じかを記事にしたいと思います。
初回のカウンセリングのときの記事はこちら。
カウンセリングとは
心療内科的な面でのカウンセリングとは、心の悩みを話、専門家としての視点から指導や援助などを行っていただくものになるようです。
詳細については、厚生労働省のHPにもカウンセリングについて記載があったので、以下に引用させていただきます。
つまり、カウンセリングとは、自分自身で立ち直っていくための力をつけるための時間となるみたいなんです
月に1回ペースでカウンセリングに行っている
これはあくまで私の場合ですが、月に1回のペースでカウンセリングに通っています。
このペースは人によって違うのかな…。
他の人のことはわからないのでなんとも言えませんが、通うのも大変なので、このペースで十分かな’と思っています。
深刻な人の場合は、もう少しスパンが短いのかもしれません。
カウンセリング2回目以降の話の内容
カウンセリングの2回目ともなると、カウンセラーさんが前回の話の内容を復習しておいてくれているので、「前回はこんなことをお話していましたけど、最近はどうですか」と、オープン・クエスチョンから始まりました。
1ヶ月間があいているので、その間に起きている自分の変化、もしくは変化がなく困っていることをそのまま話しました。
話していると、やっぱり自分の中でのストレスになっている部分が浮き彫りになってきて、整理がつくなと思いました。
基本的には、その困っていることに対して、どうしていくと楽になるかなぁと一緒に考えてくれるというのが私が受けているカウンセリングのスタンスです。
私には子育てが最大のストレス
私にとってのストレスは、悲しいですが、子育てです。
子供のことは大好きです。
ものすごく可愛いし、成長を見ててたまらない気持ちになります。
ですが、もともとは子供が嫌いだったということもあるのか、子供の面倒を見るのは本当に大変で、どうやらそれが大きなストレスになっているようなのです。
特に、ご飯。
準備するのも大変な上に食べてくれない問題が起きるので、ものすごくストレスになります。
前は食べてくれたものも、気分で食べなかったりするので、本当に難しい。
我が子や食欲に執着しないタイプで、本当にお腹がすいたと言われることがないくらい全然食べてくれなかったりします。
かと思えば、食べてくれることもあるので、本当に子どもの気分次第。
私のコントロールできない部分でストレスを感じてしまっていました。
コントロールができないことなので、食べなくてもいいや、それでも育つという風に気持ちを切り替えていけるようにゆっくりと考え方を変えられるといいですねとアドバイスされています。
どうしてストレスになるのか深堀りされる
そんな感じで、どうしてストレスに感じているのかを深堀りされていきます。
子供の世話をしなきゃと思うとものすごく不安に襲われるのが私の症状なのですが、何がそんなに不安なんですかねと聞かれ、考えてみると、「お風呂」「食事」「歯磨き」など、不安に感じているポイントをあげられます。
「お風呂の何が不安ですか」とまた聞かれるので、機嫌が良くないときはくっついてしまって、本人を洗うのも自分を洗うのもものすごく大変になること、あがるにも自分は裸で泣いてくっついてこようとする子供を拭いてスキンケアしてドライヤーまでしてという苦労をするのが嫌で不安であるということにたどり着きます。
この場合、必ずしもそうなるわけではないけれど、そうなった場合の大変さが嫌で不安になっているというところまで深堀りできるわけです。
実際にそうなるかわからないことで不安に感じてしまうんですねぇとのことでしたが、その苦労がないとは言い切れないので、ここは難しいですねぇ。そうなんですねぇと同意されました。
そして、旦那さんに協力してもらうという方法はあるのか?と聞かれたので、もちろんあると答え、夫がいるときはお風呂はだいぶ楽になるので、そこの部分の不安はだいぶ解消されることを伝えました。
それはいいですね!と褒めてくれました。
理想の自分になれていないことを責めるクセ
私の困った思考の一つが見つかりました。
おれが、理想の自分像を作り上げており、それを満たしていないときにひどく自分を責めてしまうクセがあるということです。
例えば、子供の食事はちゃんと毎回手作りで2品1汁用意できるのがベストだと考えているようで、そうできていないなと自分はなんてできないんだと責めているところがあるということに、カウンセラーさんと話していて気づきました。
その理想に対して、100か0かで考えてしまうのです。
80でも90でも、できていない10とか20に目が言って、自分を責めてしまっていました。
できている部分に目を向けて褒めてくれる
ばっかりに、できていることに目を向けてあげてないことも気づきました。
手作りで1品でも使ったらそれはすごい頑張ったことで、そこを褒めてあげてほしいと言われました。
100じゃなくても1でも10でも何かできていたら、それはほめてあげていい。それでよしとしてもいいと言われました。
とにかく自分を褒めることが苦手だった私には難しいことだったのですが、カウンセリングのたびにここ、できていますよ、すごいじゃないですかとよく褒められるので、だんだんとこういうところは褒めていいのかという気持ちになっていきました。
ここは褒めても良いポイントかと普段の生活でも気付けるように
毎回カウンセラーさんが、ここはできているじゃないですかと褒めてくれるので、普段の生活でも、「あ、ここは褒めて良いポイントかもしれない」と思うようになりました。
そう気付けるようになったことが私の大きな成長でした。
そこもたくさん褒めていただけました。
この年になって、こんなに褒めてもらって恥ずかしいくらいですが、たくさん褒めてくれます。
自分でも、気付けるようになって少し嬉しい気持ちになりました。
責める気持ちがなくなるわけではないのですが、それでもここは頑張ったんだからと少し自分を許してあげられるようになってきたように思います。
私の中では大きな変化でした。
カウンセリングの効果を感じ始めている
そんな感じで、まだまだ自分のクセはたくさんあるので、うつになりやすい考え方が修正できているわけではないのですが、少しずつ、変化を感じてきてはいます。
カウンセリングで繰り返し言われることは、やはり心に残りやすく、それが普段の生活の中で生きてきて、自分の心の生活を少しずつ豊かにしてくれているように感じます。
まだ、不安症状に襲われて苦しむ場面もたくさんあるのですが、それでも前より少しだけ、楽になったように感じます。
これからもまだまだ考え方トレーニングが必要なので、もう少しカウンセリングを続けてみようかなと思っています。
最後に
今回の話は、あくまで私の場合の内容です。
人それぞれ状況が違いますので、カウンセリング方法も変わってくることも考えられます。
一例としてみていただけると幸いです。
カウンセリングについて、また進捗がありましたら記事にしていきたいと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。