我が子がマイコプラズマ肺炎になりました。
マイコプラズマだと判明するまで発症から8日間かかっており、38度以上の発熱がそこまで続いてしまっていたことなどから、大学病院に入院することになりました。
人生始めての入院が1歳。
今日は、そんな入院時の面会についてお話をしていきたいと思います。
付き添いはなしで入院
今回お世話になった病院は、大きな大学病院ではあるのですが、子供の入院での付き添いはなしとのことでした。
色々とサイトとか見ていたら、昔は付き添いあったようなので、コロナがあってから大きく変わってしまったようです。
今年になって面会の時間などは緩和されたようですが、それでも付き添いはなしのままで変更されていないとのことでした。
まだ2歳にも満たない子供を付き添いなしで、親と離れさせるのは正直とても心が痛む話でしたが、その分、完全看護でしっかり見てくれるとのことだったので、お願いすることにしました。
面会のルール
付き添いはないので、毎日面会に行くことにしました。
しかし、こちらも結構厳しいルールがありました。
面会できるのは両親のみ
面会に来れるのは、両親だけとのことでした。
祖父母、兄弟はNGとのことで、我が家には子供が1人だったので、兄弟はいなかったからいいのですが、兄弟がいる場合はそれは結構厳しいなと感じました。
面会するには事前に予約が必要
面会者を守衛室に伝える必要があるそうで、事前に予約がいるとのことでした。
ナースステーションで前日までに伝えておくと、予約を入れておいてくれるとのことでした。
面会は1日1回のみ
面会は1日に1回のみ、許されるとのことでした。
両親が一緒に入る場合は、1回とみなされるそうですが、片方が12時、片方が18時のようにバラバラでの面会はできないとのことでした。
面会可能時間は12時~20時30分の間
面会可能時間はお昼の12時から夜の20時30分までの時間とのことでした。
その間であれば、どの時間に来てもかまわないとのことでした。
飲み物は、水・お茶・スポーツドリンクなら持ち込み可とのこと
飲み物は、お水、お茶、スポーツドリンクであれば、持ってきて差し入れていいとのことでした。
しかし、ジュース類はNGでした。
我が子は牛乳が好きなのですが、牛乳はだめでした。
栄養管理をしているので、仕方ないのかなと思います。
食べ物の差し入れはNG
食べ物は一切の差し入れが禁止でした。
こちらも栄養管理上、仕方ないかなと思いますが、お菓子などが食べられないのは少しかわいそうだなと思いました。
面会の流れ
いよいよ面会となります。
病院入口の守衛室に何科の誰に面会に来たかを伝える
前日の予約表を守衛さんが持っているので、その中から予約があるかをチェックしてくれます。
チェックして名前がないときっと、病棟へのチェックが入るのかなと思いますが、スムーズに受付するために予約がいるという感じでした。
でも、予約表は紙なので、令和の時代にアナログだなぁと思いました。
面会者表に記入する
予約があると面会者表が出されて、そこにどこの病棟の誰に面会に行くのか、面会者は誰なのか、面会者の人数と面会者のバッチ番号などを記載します。
管理上必要なことを書くという感じです。
病棟に自分の足で向かう
面会者用のカードおよびバッチをもらったら、そのまま自分の足で病棟まで向かいます。
特に案内とかされないので、初めて行く場合は、守衛室で場所とか聞かないとわからないと思います。
面会者カードで病棟のドアのロックを開けて入る
病棟のドアはロックされており、カードキーをかざさないとあかないようになっていました。
面会者用のカードでロックが解除できるので、カードをかざして中に入る仕組みです。
ナースステーション横で自分で検温、および用紙への記入をする
ナースステーションの横に用紙とペン、体温計が置かれているので、自分で体温を測り、用紙への記入をします。
用紙には、体温のほか、咳や鼻水が出ていないか、周りに発熱者はいないか、コロナ、インフルなどの感染症の人が周りにいなかったかということを記載するようになっています。
使用したペンや体温計は消毒して戻す
消毒用のものが置いてあるので、自分で使用したものを消毒し、もとにもどします。
ゴミも捨てる場所がちゃんと用意されていました。
ナースの誰かに用紙を確認してもらったら病室へ
書いた用紙はナースステーションにいる誰かに見てもらってOKをもらったら病室に迎えます。
体温が37度以上あったら中に入れない
体温が37度以上合った場合は、中に入れないとのことでした。
この猛暑の中でそのまま行くと、だいたい37度を超えてしまうことが多いので、クールダウンしてから体温を測ると良いと思います。
私はすぐにのぼせるタイプなので、しっかりとハンディ扇風機などを使用してクールダウンしてから病棟に向かうようにしていました。
病室に入って会える
用紙のOKをもらったらいよいよ病室に入ります。
感染症なのでガウンを着る
我が子、感染症だったので、個室でした。
個室の差額ベッド代はかからないと説明されていました。なぜかはわからないですが。
そして、ビニール製のガウンを着るように言われています。
青いビニールのガウンです。
着るとめっちゃ暑い。
だいたい泣いている
だいたい泣いている状態のところに行く感じになっていました。
一人で個室で寂しいのでしょう。
廊下にいるときから泣き声で、あ、うちの子だなと思っていましたが、やはり我が子でした。
父母とわかると泣き止んで手を伸ばしてくれる
部屋に入り、声をかけると、泣き止み、ちょっとびっくりしたような顔をして、父母とわかると両手を伸ばして、パパ、ママと声をかけて手を伸ばしてくれます。
ベッドの柵が高いので、そのまま抱き上げることができないようになっているので、柵をおろして抱き上げてあげます。
点滴や酸素飽和度を測っていて繋がれているのでベッドから降りれない
抱っこのあとは靴を履いて歩きたいと言われるのですが、点滴の管が繋がれていたり、酸素飽和度をチェックする管が繋がれていて、ベッドからおろしてあげることができませんでした。
ごめんね。
降りることはできないの。
そう伝えると、とても悲しそうに泣きそうになっていました。
たくさん我慢してくれていました。
頑張っているね。一緒に頑張ろうね。
面会時間ギリギリまで遊んだり抱っこしたりして過ごす
我が家は面会を12時頃に行っていました。
最初は抱っこで抱擁をして、それからおもちゃなどでちょっと遊んだりしながら過ごします。
そして、お昼がちょうど運ばれてくるので、ご飯食べよう?とご飯を食べるように促していました。
ご飯を食べさせる
我が子、入院中全然ご飯を食べず、飲まずでずっと点滴をしている状態でした。
なんとか食べてほしくて、お昼の時間に面会にいき、お昼を食べさせようとチャレンジしていました。
しかし、ちょっとだけ食べるのですが、なかなか食べてくれません。
病気のせいなのか、環境のせいなのかわからないのですが、食べないと退院ができないので、なんとか食べてほしいとお願いするのですが、なかなか食べてくれませんでした。
別れは断腸の思い
面会時間が終わってしまうと、帰らないと行けません。
子供にそろそろ帰るねと伝えると、わかるのか抱きついて泣き出しました。
心が痛い…。
一緒にいたいけど、帰らないとなんだよ。
また明日来るから、それまで頑張ろうねと声をかけながら、しばらくぎゅっと抱きしめてそして、ベッドに子供を置き、柵をあげて荷物をもち、部屋をゆっくりと出ていきます。
子供はギャンギャン泣いて「ママァ、ママァ、アッコぉ(抱っこ)」と言っていました。
駆けつけたい気持ちを抑えて、「また明日来るからね。頑張ろうね」と母も泣きながら伝えて部屋をゆっくりとあとにします。
廊下に子供の泣き声が響いています。
本当に辛い、とてもつらい時間です。
翌日の面会の予約と用紙の提出をして帰宅する
面会用紙を提出
泣きながら部屋をあとにしたあとは、最初に書いた面会用紙をナースステーションの横にあるボックスに提出します。
入る時に書くことは全部書いているので、ただボックスにいれるだけです。
次回の面会の予約をする
そして、翌日の面会の予約を入れます。
忙しそうにせわしなく動いているナースを捕まえて、明日の面会の予約をしたいと伝えると、予約を受けてくれます。
こちら、涙が溜まった顔で話しているので、正直恥ずかしいです。
でもしょうがない。
我が子があんだけ泣いているのを見るのはとてもつらいものなのです。
予約が完了したら、病棟から出ていきます。
面会者証とバッチを守衛室に返却する
そして、面会者証を守衛さんに返却します。
それで面会は終了です。
帰宅します。
最後に
帰り道は、どんよりした気持ちで帰ります。
あんなに子供が泣いている姿を見て帰るのはつらいものがあります。
そばにいてあげられない苦しさもあります。
そのあたりについては、別途私の気持ちとして記事にしたいと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。