MRIを撮るのに金属はNG。骨折してプレートが入っている場合は要注意

皆さん、こんにちは。

先日、大学病院の婦人科に行き、子宮内ポリープの除去をお願いしたところ、MRIを撮って、詳細を確認してから手術の相談をしましょうということになりました。

その記事については、別途こちらで書いているのでご興味ある方はこちらをご覧ください。

で、そのMRIを撮影するにあたって、注意事項がいくつかあったので、今日はそれを共有します。

MRIとは

MRIとは、磁気共鳴画像法 (Magnetic Resonance Imaging) の略で、強力な磁石と電波を使って体内の断面を画像化する精密検査です。

よくドラマとかで出てくるようなイメージですが、丸い機会に入って撮影される感じです。

X線を使わないため、放射線被ばくの心配がなく、軟部組織の描出に優れているため、脳や脊髄、関節などの検査によく用いられるそうです。

今回、私の場合は、子宮内ポリープなのかどうかの確定と、詳細な位置や大きさを確認するために撮影をするそうです。

強い磁石使うので金属はNG

かなり強い磁石を使うらしく、検査室に金属を持ち込むことができません。

アクセサリーや時計などもそうですが、携帯電話やスマボ、クレジットカード、ヘアピンなどもすべて持ち込めません。

また、発熱の恐れがあり、やけどの可能性があるため持ち込めないものとして、カラーコンタクトやつけまつげ、まつげエクステ、アイラインやアイシャドウ、かつらやウィッグ、使い捨てカイロ、ヒートテックなどの保温機能付きの服もNGだそうです。

磁石に反応してしまったり、電磁波から影響を受けるものは危険なので避けるという感じです。

体内に金属がある場合はMRI検査できるか確認が必要

そして、今回私が苦労したのがこちらの話題なのですが、体内に金属が入っている場合は、MRI検査ができるか確認が必要になります。

私、実は2019年に右足首を骨折してまして、ぽっきりいったので、プレートで固定する全身麻酔の手術を受け、現在も足首にプレートが入った状態になっています。

このプレート、金属ではあるので、MRIが受けられるかわからず、問い合わせをすることになりました。

私に限らず、心臓ペースメーカー

とか、動脈瘤クリックとか、シャント、人工内耳など、色々と必要で体内に挿入物がある場合は、事前に担当医師に相談し、必要であれば、その挿入物がMRIに対応しているか確認する必要がでてきます。

病院間でちょっとたらい回しになった

最初はMRIを受ける大学病院

ということで、まずは、MRIを予定している大学病院に、足首にプレートが入っている旨を連絡しました。

すると、その入っているプレートが、MRIで撮影できる素材なのかどうかを手術した病院に聞くように指示されました。

足首にプレートを入れた手術をした病院へ

それはそうかと思い、以前にお世話になった手術した病院に連絡をし、今度MRIを撮ることになったので、右足首に入れているプレートがMRIに対応しているかを教えてほしいと連絡しました。

すると、帰ってきた返答は「入れているプレートはチタンになるので、その旨をMRIを受ける病院に伝えて、MRIができるか確認してください」と言われました。

そんなものなのかな?と思い、仕方ないので、その回答を持って、MRIを予定している大学病院に再度連絡することにしました。

MRIを受ける大学病院

やり取りをしている同じ受付の人が対応してくれました。

「手術した病院に確認したところ、入っているのはチタンなので、あとはMRIを受ける病院に確認するように言われました」と伝えました。

そこでやはりの回答がきました。

「チタンと確認いただき、ありがとうございます(ここでお礼をいってくれるのはちょっと嬉しかったです)。ですが、そのチタンがMRIを撮影できるチタンなのか、MRIを撮影できないチタンなのかをもう一度、手術した病院に確認してもらえますか」

と言われてしまったのです。

やはりこの情報じゃ、質問の回答になってないですよねぇと思い、「わかりました」と、再度、手術した病院に連絡することになりました。

足首にプレートを入れた手術をした病院へ

受付の方:はい、◯◯病院です。

私:先ほども連絡した◯◯ですが、以前に手術して右足首に入っているプレートがMRIを撮影できる素材か知りたくて電話したんですけど。

受付の方:先ほど受けたものです。チタンという素材以上に回答はないとお伝えしたと思うのですが。。。

私:MRIを受ける病院にその旨を伝えたところ、それではMRIで撮影できるかどうかが判断できないので、MRI撮影が可能なチタンなのか、そうではないチタンなのかを確認するように言われたんです。そこを確認してもらえませんか。

受付の方:そう…言われましても。。。◯◯病院としては、「チタン」という回答がすべてになるので、MRIを撮影される病院に相談をしていただきたいのですが。

私:MRIを撮影する病院では、プレートを入れたわけではないので、MRIを撮影していいかどうか判断できないというのは当然の言い分だと思うんです。プレートを入れた◯◯病院だからこそ、入れたプレートがどういうもので、MRI撮影ができるかどうかを回答する説明義務があるのではないでしょうか。そちらの病院ではMRIはやっていないのですか?そういう質問がきたらどうしているんですか?

ここで、私は、◯◯病院側に聞かないと話が進まないと思ったので、折れることなく食い下がりました。

受付の方:…では、もう一度確認して折り返しご連絡します。

ということで、調べてくれることになりそうでした。

そして、折り返しの結果、こんな回答が返ってきました。

受付の方:使用しているプレートは、「ジンマーのアルプスのプレート」です。この情報を持ってお答えできる精一杯になります。MRIを受ける病院にご確認ください。

私:このプレートなら、MRIを撮影できるということでしょうか

受付の方:それはわかりませんので、MRIを受ける病院にご確認ください。

私:そちらではMRIはやっていないのですか。このプレートを入れた人でMRIは撮っていないのですか。

受付の方:その方や部位によっても異なるので、お答えできません。

私:・・・。はあ。では、一回手術を受ける病院に聞いてはみますね。でもまたわからなければご連絡します。

正直、説明責任、ちゃんとしてくれよと思いましたが、跳ね除けられて全然ちゃんと対応してくれないので、諦めることにしました。

MRIを受ける大学病院へ

ちょっと疲れた気持ちで、大学病院に連絡し、同じ受付の方が対応してくれました。

「手術をした病院に再度確認をしたのですが、「ジンマーのアルプスのプレート」と言われたのですが、MRIを受けられるかどうかは、MRIを受ける病院に確認するように言われてしまって、それ以上のことは答えられないと言われてしまいました。」

と伝えると、受付の方がなにかを察してくれたようで、ではこの内容で先生に確認してみますとのことで、一旦電話が終わりました。

MRIを受ける大学病院から連絡

その後、しばらくしてMRIを受ける大学病院から連絡がありました。

いつもの受付の方でした。

「差し支えなければ、手術を受けた病院の名前と連絡先を教えていただいてもよろしいでしょうか」とのことでした。

お?

これは、もしかして、私が間に入ってやり取りしても埒が明かないと気付き、病院間で話をしてくれるのかな?と期待をし、早速病院名と連絡先をお伝えしました。

そこから、ほどなくして再度MRIを受ける病院から連絡があり、「MRIを撮影しても問題のないことが確認とれました」と教えてくれました。

よかった…

心からの感謝を伝え、今回のMRIを撮影できるかどうか?の確認はやっと終わりました。

その他に銀歯などもないので、金属は体内に入っていないので、あとは、検査当日を待つだけとなりました。

MRIは結構な磁力が出るのでしっかり準備を

それにしても、かなりやりとりが大変でしたが、そこまでしっかり確認するには理由があります。

MRIは本当にものすごい磁力が出るので、金属が爆発して死亡事故にもつながることがあるくらい危険な装置です。

病院側もしっかりと確認する必要があるわけです。

私も自分の身と家族のことを考えて、しっかり確認したかったのです。

MRIを体験することなんて、なかなかないと思うので、しっかりと対応していきたいと思います。

また続きの記事は書いていきます。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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