私は妊娠中、何度か出血をしたことがありました。
殆どが茶色い少量の出血ですが、1回だけ赤褐色の出血があり、緊急で病院に行ったこともあります。そもそも出血も結構何度もあったので、そのお話も記録しておこうと思います。
妊娠初期(5週6日) 茶色い出血が見られる
5週6日は、まだ産婦人科に行く前で自分で妊娠検査薬で陽性を確認していた時でした。
トイレに行ったら、まるで生理の終わり頃のような茶色いものがついていてびっくりしました。数ミリサイズですが、茶色い血の塊のようなものもついていました。これは、まさか、出てきてしまった?と怖くなったのを覚えています。
でも、まだ病院にも行ってなかったのと、その翌日に初めて産婦人科に行く予約をしていたので、そこで確認すればいいだろうと思って、そのまま過ごしていました。
翌日(6週0日)に、近所の産婦人科に行ったところ、妊娠が確定しましたが、やはり出血をしているとのことで、安静にするように言われました。年齢も年齢なんだから、大事にしなさいねとも念を押されました。
「デュファストン」という薬も処方していただきました。流産にならないようにするための薬、と紹介されました。せっかく宿った命が流れてしまわないように、薬はしっかり飲みました。
この茶色い出血は、6週3日まで続きました。その間、できるだけ家で大人しく過ごしていました。ちょうどつわりが始まったので、つわりの気持ち悪さで横になっていることも多かったので、それもあって落ち着いたのかもしれません。
次の診察には7週3日に行ったのですが、そこでは特に出血などは見られず、一旦ホッとすることができました。
妊娠中期(19週4日) 茶色い出血→病院へ
妊娠中期に入った頃、突然また茶色い出血が確認されました。前回の妊娠初期の出血の経験から、常におりものシートをつけて過ごしていたので、すぐに気づくことができました。
茶色い血が出ていました。これも生理の終わり際のような感じで、今回は血の塊のようなものはなかったです。
このときは、かなり不安が強かったです。まずは、インターネットでこの状況がどれくらい危ないのかを知るために調べました。ちょうど夫も在宅勤務で家にいたので、夫にもすぐに報告し、二人で調べて、どうやら茶色ければ大丈夫な場合が多いようだとわかりました。
しかし、夫は、安心するためにも一回病院に電話で聞いてみようということになりました。幸いにも、まだ午前中の9時だったので、すぐに病院に電話して、状況を説明しました。すると、「電話ではわからないので、心配なら来てください」とのことでしたので、病院に行くことにしました。
結果、心配はないとのことでした。茶色い出血は、そこまで心配しなくて大丈夫ですとのことでした。この時の診察の様子は、前記事(妊娠中のお腹のハリとの戦い)にて記載しているので、よかったらそちらもご覧ください。
その後、出血は止まったのですが、また21週1日と、21週3日~4日の2日間に茶色い出血が見られました。しかし、茶色買ったので、大丈夫かなと思って、そのまま様子をみていました。
妊娠中期(21週5日) 赤褐色の出血→またもや病院へ
この日の前日くらいから、結構お腹がはって痛いことがあり、かなり安静にしていました。ご飯を用意して食べる時以外は、ほぼ横になっている日でした。夕方頃、トイレにいって、早めにシャワーを浴びようと服を脱いだところ、直前のトイレではなかった赤褐色の出血が結構な量ついていました。かなりびっくりしました。鮮血ではないものの、かなり赤みがあったので、茶色ではない、ということで非常に不安になりました。
どうしよう!と思ったのですが、まずは写真をとりました。この血の状況を記録しないとと思ったのです。
そして、すぐに服を着直して、夫にメッセージを送り、一旦安静にし直しました。そこで、赤褐色の場合はどうしたらいいか、インターネットで検索して様子をみようと思っていました。
すると、在宅勤務の夫が会議が終わったようで、私のところまでやってきて、病院に電話してみようということになりました。
病院に電話してみたところ、胎動があるか聞かれたのですが、まだ胎動が確実にはわからなかったので、あったような…でもお昼すぎから感じてないような…という風にあいまいに答えていたら、胎動がないようだと来た方がいいと言われました。正直、胎動がないのかどうかもわからないのですが、診てもらったほうが安心だと思って、行くことにしました。
既に診療時間は終わっているので、時間外外来になると言われ、病院の入り方を教えてもらってタクシーで向かいました。
病院では、入退院入り口用のインターホンがある入り口から入り、守衛さんに声掛けて、事前に電話していることを確認してもらいました。すると、看護師さんがやってきて、車いすで先生のいるところまで連れて行ってもらうことになりました。正直、お腹がはって動きにくいのはあるけれど、車いすで移動するほどではない気がして、申し訳ない気持ちになりました。
連れて行ってもらった場所は、外来ではなく、入院棟の診察室でした。自分も出産時にお世話になる場所なので、事前に見れてよかったなとは思いました。
先生に診てもらったのですが、先程撮影した写真をみてもらい、なるほどという感じでした。
診察では、
- 今は出血していなさそう
- 出血箇所は確認できなかった
- 基本、出血箇所はわからないことが多い
- わからないようが大事に至っていないということになり安心
- 胎盤もしっかりついているし、赤ちゃんも元気そうなので大丈夫
- どこかかさぶたのような状態になっていて、動くとそれが剥がれてまた出血の繰り返しになっているのだと思う
- しばらく安静にしないと繰り返すので、しばらくは安静にしておくように
とお話いただきました。とても丁寧でわかりやすく、安心できる内容でした。
この時、既にリトドリン(子宮のはりをおさえる薬)を処方されていたのですが、屯服薬としてもらっており、薬の残数が少ないので、すごくはるまであまり飲んでいなかったことを伝えると、「そこは我慢しなくていいところですよ」と言われました。1日3回処方するので、お腹がはったらすぐに飲むようにしてくださいねとのことでした。「我慢して、早産になるほうがよくないからね」とのことでした。
本当におっしゃる通りです。自分の感じているハリが、本当にハリなのか自信なくて飲めなかったのですが、害はないので、ちょっと下腹部がキューってなるような感覚なら飲んでいいですとのことでした。
助産師さんにも「はるなと思ったら、すぐに安静にしてくださいね。すぐに安静になれますか?」と聞かれたので、「今は働いていないので、すぐに横になれます」と伝えたら、「それならよかったです」とおっしゃっていただけました。
こうして、ハリを抑える「リトドリン」をさらに沢山処方をしてもらえ、ひとまず安心して帰宅するのでした。
茶色い出血が止まらない→診察では「よくあることです」の一言で終わった
赤褐色の血が1回出てからは、そこまで赤いものは出ることはありませんでした。
しかし、茶色い出血は、その後も本当に毎日のように出ており、こんなに出るものなの?を不安になりました。
どれくらい出ていたかというと…
- 21週6日~22週0日の2日間
- 22週2日~5日の4日間
- 23週5日~25週3日の6日間
- 23週5日~25週3日の13日間
- 26週0日~27週0日の2日間
- 28週1日の1日間
- 28週3日~4日の2日間
- 29週6日の1日間
上記のように、妊娠中期の間、かなり長い期間ずっとチョロチョロと茶色い血が出ていました。
あまりにもずっと出ているので、正直、「茶色いのは大丈夫というけど、本当に大丈夫なの?」ととても不安になりました。ですが、量も少量ですので、おそらく、またかさぶた剥がれたのかという感じに思っていました。
途中で妊婦健診があったので、先生に「あまりにもよく出るのですが、気にしなくて大丈夫なのでしょうか」と聞いてみました。すると「妊娠中期は出血も多いので、鮮血でなければ大丈夫ですよ」の一言で、あっさりと終わりました。妊娠中期の茶色い出血は、本当によくあることのようなのです。
大丈夫とは言われるものの、茶色いものがでているうちはやはり、ずっと心のどこかで心配はしていました。
妊娠後期にはほぼ出なくなった
28週と29週には、少し茶色いものが出ることがあったのですが、それ以降は茶色い出血が出ることはありませんでした。先生のおっしゃっていた「中期にはよくある」というのは、こういうことなのかなと思ったりもしました。
ですが、とりあえず、ずっと心の何処かで不安に思っていたことが解消され、「あ、最近出血していない」と気づいたときには、ずいぶんほっとしたのを覚えています。
結局のところ、私の場合は、謎によく出血していましたが、大事に至ることはありませんでした。ただ、逐一先生にも報告していましたし、気になったときは病院にも行っていたので、それも安心材料になっていたと思います。
もし私と同じように出血がみられた場合は、まずは先生に相談していただくのがいいと思います。その上で、「大丈夫ですよ」と言われたのであれば、私と同じ状態なのかなと思いますので、不安になるのはとても良くわかりますが、大丈夫だった人もちゃんといますので、「大丈夫なんだ」と少しでも安心いただける材料になればいいなと思っています。
以上が、妊娠中の出血のお話でした。次回は、私が購入したマタニティグッズのお話をします。本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。