40年以上生きてきて、身近に妊婦がいなかったので、今まで妊婦についてはあまり調べたりしたことありませんでした。
自分が妊婦になり、いろいろと調べたりして初めて知ったことや、体験してみて知ったことなど、色々と発見があったので、記載しておこうと思います。
- つわりに種類がある
- 頻尿になる
- 色素が濃くなる(乳首や脇の下、正中線)
- 頭痛などの体調不良が続くことがある
- 出血がある場合もある
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 便秘になる
- 胎動で起きることがある
つわりに種類がある
妊娠する前は、「つわり」と言ったら、食べたら吐いてしまうというイメージを持っていました。
しかし、実際のつわりには、種類があることを知りました。私のイメージしていた食べたら吐いてしまうつわりを「吐きつわり」と言うそうです。
その他にも、食べていないと気持ち悪くなる「食べつわり」、匂いに敏感になる「匂いつわり」、いくら寝ても眠くて仕方なくなる「眠りつわり」などがあるそうです。他にも頭痛やイライラなどもつわり症状であることを知りました。
私は、「吐きつわり」「食べつわり」「匂いつわり」「頭痛」が主な症状でした。食べていないと気持ち悪いのに、食べるとまた気持ち悪いという最悪のパターンだったので、とてもつらかったです。
つわりに種類があり、しかもいろんな種類が同時に発動することがあるということも妊娠して初めて知り、正直びっくりしました。今の医学では、病気ではないのでつわりに対しては、”耐えろ”という残酷な対応しか存在していませんが、未来ではつわりに対して何かしら手が打てるようになっているといいなと思いました。
頻尿になる
妊娠すると頻尿になることを初めて知りました。
妊娠中の頻尿は、妊娠によって分泌されるホルモンの影響や、子宮が大きくなることによって膀胱が圧迫されることなどが原因だと言われているようです。
私は妊娠の早い段階から頻尿になり、普段は夜寝たら朝まで起きることはなかったのですが、夜中に必ず1回はトイレに起きるようになってしまいました。日中もかなり頻繁にトイレに行っていました。水分もつわりが終了してからは1日2リットル以上飲んでいたので、その影響もあるとは思いますが、1時間に1回くらいは行っていました。
外出のときは、トイレがいつも心配になっていました。趣味の舞台観劇や映画を見るときに、その時間耐えられるか不安になるほどでした。こちらも特に対策はないようなので、その生活になれるしかないという状況でした。
色素が濃くなる
妊娠が進むと、乳首の色がだんだん黒っぽくなってきたことに気づきました。脇の下もなんだか黒っぽくなり、お腹に縦の線がうっすら出てきました。
これらは、全て妊娠の影響で色素が濃くなったことによって発生している症状でした。こうなるとは知らなかったので、最初は乳首の色がおかしくなってきていて怖いと思いました。ネットで調べて、正常なのかと知り、ホッとしたのを覚えています。
正直、びっくりするくらい色が黒くなるので、あまり美しい変化とは思えませんでした。助産師さんには、本当かどうかはちょっとわからないですが、赤ちゃんは濃い色がよく見えるので、乳首を見つけやすくなるように濃くなっているのよと言われました。
ただ、これも個人差があるそうです。私は、乳首と脇の下はとてもとても黒くなりましたが、正中線はうっすら出る程度でした。出産後、徐々にこの色の濃い状態は治っていきました。
頭痛などの体調不良が続くことがある
そもそも、つわりの症状で頭痛があることを知りませんでした。私は頭痛が結構重く、悩まされた事象の一つでした。
食べつわりなどの他のつわり症状が治まってきた頃、頭痛もおさまると思っていたのですが、全く治りませんでした。頭痛はかなり長い間していました。妊娠の症状で頭痛が出ることはあると言われ、これも薬などがなく、とりあえず耐えていました。
頭痛以外にもだるい感じがずっと続いたり、疲れやすかったりと、体調は妊娠前とはかなり違って、過ごしにくいなと思うところもありました。もちろん、これも個人差があるようです。
出血がある場合がある
こちらは別の記事でもかいたのですが、妊娠中に出血することは結構ありました。
私は、妊娠中に出血があったら、それは一大事と思っていたのですが、少量でしかも茶色いものであれば、問題はない場合が多いそうで、私の場合も「大丈夫ですよ」と言われ、普段どおりに過ごしていいことになっていました。
でも、やっぱり妊娠しているときに出血するのはとても不安だったので、検診時などにも何度も状況を報告しちゃいましたけど。
ですが、出血は割とよくあることなんですよと説明され、それ自体にもびっくりしました。(もちろん、私の場合はということなので、もしご自身が出血されたら、まずは病院に連絡して指示をあおぐのが良いと思います)
虫歯や歯周病になりやすい
妊娠すると、つわりが原因で歯磨きが難しくなったり、そもそもホルモンなどの影響で口腔内環境が悪くなるそうで、虫歯や歯周病になりやすくなるそうです。
そして、歯周病が実は怖いらしく、ひどい歯周病だと、早産や低体重児出産のリスクが出てきてしまうそうです。
妊娠するまで知らなかったので、それまであまり口腔内ケアをしてこなかったのですが、これを機に、歯医者で定期検診してもらうようにしました。
便秘になる
私は妊娠前は、毎日快便タイプでした。緩くなることはしばしばあったのですが、便秘とはほぼ無縁で、便秘することはありませんでした。
ところが、妊娠をしてから、便秘気味になりました。
まずは、つわり時期はそもそもあまり食べてなかったので、数日でないことが続きました。つわりが終わっても、何故か毎日快便の状況に戻らず、便が硬く、便秘気味でした。
私は元々がとても快便だったからか、完全なる便秘になることはなかったのですが、それでも硬くコロコロとした便が出るようになり、毎日出すのも一苦労するような状況になりました。
胎動で起きることがある
これは妊娠後期になってからですが、胎動で夜中に起きてしまうことがありました。
寝ていても赤ちゃんは活動することがあるので、お腹をポコポコ蹴るのですが、それが原因で何度か目が覚めるという体験をしています。
蹴っているな…と思いながら、寝たいので目を閉じているのですが、元気にボコボコ蹴られていると、なかなか寝れなかったりしました。寝不足になるので、もっと寝ていたいとは思うものの、赤ちゃんが元気に蹴るのはちょっと可愛いなと思ってしまい、蹴りを堪能していました。
とはいえ、赤ちゃんもそのうち寝るので、ずっと蹴り続けることはなく、赤ちゃんが大人しくなったら、「あ、やっと寝れる」と思って寝るような感じになります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、私が「知らなかったな」と思ったことを取り上げてみました。もちろん、知ってたという方も沢山いらっしゃると思いますが、私はそんなことに驚いたので、同じような方がいるかもしれないと思い、共有させていただきました。