ブラックな働き方をしていた社畜だった私の話

皆さん、こんにちは。

今日は、雑談ですね。

ちょっと思い出しちゃったので、久しぶりに昔話でもしようかなと思います。

私が働いていた時の話です。

IT企業に9年勤めていた

私は、転職を何回かしているのですが、仕事を辞める最後は9年間、IT企業に勤務していました。

入社当時は、完全にベンチャー企業で、まだ社員も30人いないくらいでした。

私の社員番号は34。正社員としては、34人目でした。

企業してからは2,3年経っていたのですが、縁あって入社することになりました。

最初はベンチャーで勢いもあり、私自身もまだ31になったばかりで元気もパワーも体力もあったので、もうやる気満々で働いていました。

気づいたら社畜になっていた

そして、気づいたら社畜になっていました。

ある程度、能力も認められ、管理職を任されるようになったのもあり、責任感から、なんとかしなきゃという気持ちでものすごいプレッシャーとともに働いていました。

主に新規事業の立ち上げに携わることが多く、それはもうなにもないところから立ち上げるので、自転車操業だし、トラブルも耐えないし、もう毎日必死だったのを覚えています。

部下のみんなも頑張ってくれているものの、新規事業って本当に赤字できつくて、なんとかしなきゃ、でもみんなも守らなきゃと苦しかったのも覚えています。

で、どうにかするために。

皆の負担を少しでも減らすために。

そう思っているうちに、働き方がどんどんブラック化していきました。

出社は基本、9:30。

でも退社していたのは、いつも夜中の0時とか1時とか2時とか3時でした。

睡眠時間はいつも足りなくて、朝、恐ろしく眠いけど、体に鞭打ち、昼間は眠気のことなど気づかないほど忙しく働き、気づいたらまた夜中という感じでした。

おかげで、土日は死んだように寝ていました。

寝溜めはできないとよく言われますが、とにかく眠すぎて寝ていました。

リフレッシュとか二の次です。

土日は休みなのがかろうじて生き残れた理由ですが、その土日は平日の疲れで遊びに出かけることはほぼできなくなっていました。

退職する2年くらい前から少しマシになってきた

退職することになる2年ほど前から、状況は少しよくなりました。

ベンチャーだった企業も、社員数が180名に増えており、上場に向けて動き出していることと、法律で残業規制ができたことで、だいぶ業務をおさえられるようになりました。

私は管理職だったので、残業時間の制限はなかったのですが、部下たちの時間の制限があるので、できないものはできないと諦めながらすすめるしかなくなり、自分も日付をまたぐ前に帰るようにできるようになりました。

といっても、朝は少し早く行くようになったので、9:00には会社にいて、退社は22時~23時頃が多かったです。

結局、家に帰ると24時前後が多くて、そこから夕飯を食べて寝ていたので、睡眠時間はやっぱり短かったです。

いつも疲れていたのを覚えています。

そして、いつも会社休みたかったです。

たぶん、この頃、うつ病は発症していたと思います。

けど、なんとか会社に行けている状態ではありました。

2年くらいかけて夫が退職を説得してくれた

夫は、私がうつ病を患っていると気づいていました。

でも、私が病院に行きたがらないので、会社を辞めさせるように2年かけて私を説得してきました。

社畜だった私は、会社を辞めるということがどうしてもできず、なかなか夫の話を受け入れられなかったのですが、夫の根気強い説得に、だんだんと自分で自分の様子がおかしいことや、本当に日々疲れている事に気づき、会社を辞めて自分を休ませてあげたくなっていったのです。

そう。

とにかく、毎日会社は辞めたかった。

でもその気持ちに蓋をしていたのです。

そして、ついに蓋をあけ、会社を辞めることに成功しました。

ついに開放されたのです。

酷いときは勤務時間が300時間を超えていた

振り返ってみると、酷いときは、勤務時間が300時間を超えている時もありました。

本当にやばい状態です。

普通、8時間勤務で20日働いたら、160時間なので、残業時間が140時間とかいっていたわけです。

これ、1日15時間働いていることになりまして、普通におかしいですよね。

平均残業時間が7時間って…。

まぁ、これはひどいときの数字なので毎月ではないですけど、プロジェクトが佳境だったり、トラブル続きだったりすると、こういうこともよくあったんですよ。

ひどいですね。

よく生きてましたね。

辛かったです。

辞めてすっきり。もうあんな働き方はできない

辞めてから1年くらいはぼーっと過ごしていました。

そして、だんだん、だいぶ無理ある働き方をしていたなとかなり反省しました。

今は、どうあってもあんな働き方はできません。

といっても、子育てって、一時期、こういう働き方みたいなことするんですけどね(笑)

その時期も終わり、今思うと、今の生活は平和だなと思います。

もう社畜にはなれないぞっという気持ちでこの記事をかきました。

もしも、また会社で働くことになっても、子どももいるし、ちゃんと定時で帰れる仕事を選びたいなと思います。

今のところ、会社勤めは考えていませんけど。

最後に

こんな記事を書いたのも、当時辞めるちょっと前くらいの働き方のメモがでてきたからなんですよね。

毎日残業しているなぁと思ったので、あの頃のことを思い出して、ちょっと思い出話をしようかなと思った次第です。

勤務時間作業時間残業時間
9:15‐22:1512時間4時間
9:30‐21:4511時間15分3時間15分
8:45‐24:3014時間45分6時間45分
9:00‐23:3013時間30分5時間30分
9:00‐23:1513時間15分5時間15分

この頃は、だいぶよくなっている時期で、7時間も残業していません。

でも、最低でも3時間は残業しているという感じですかね。

残業しない日はありませんでした。

ノー残業デーとかもあった瞬間はありますが、それでも2時間残業できたので、残業していていましたしね。

社畜って怖い。

仕事はなくなることはないので、うまくやらないとですね。

あー、懐かしい。

ということで、過去の思い出話でした。

お付き合いいただきありがとうございます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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