私はあまり子供が得意ではなかったので、これまでに新生児に出会ったことはほぼありませんでした。そのため、赤ちゃんが生まれた時にどういう感じなのか、全くわからず、前情報もなく、抱き方もわからずに自分の子供と対面しています。
なので、知らなかったことが沢山ありまして、ちょっとだけへぇっと思っていたので、ここで共有したいなと思います。
- 髪の毛の量の個人差がすごい
- 全身毛だらけ。だけどだんだん薄れていく
- まつげがない
- 泣き声は赤ちゃんによって違う
- 生まれた直後はまだミルクを飲むのが下手
- 生まれた時から爪がある
- 肌がボロボロしている(脱皮するらしい)
- 立派なゲップとおならをする
- ミルクしか飲んでなくてもうんちはうんちの臭い
- 目がどこ見ているのかわからない
- 1日20回以上おしっこをする
髪の毛の量の個人差がすごい
私の赤ちゃんは、生まれた時の髪の毛が薄かったです。サイドや後ろはちょっとあるのですが、地肌が見えていました。前髪はなく、一見、ちょっとはげてしまった中高年のおじさんのように見えました…。
正直、こんなにはげてて、髪の毛が薄い子なのかな…ととても不安になりました。助産師さんいわく、髪の毛は大きくなるとしっかり生えてくるので大丈夫ですとのことだったので、気にしないようにしようと思いました。
ですが、同じ時期に入院していた他の赤ちゃんを見ると、もう少し生えている子もいれば、ふっさふさの子もいて、ずいぶんと個人差があるのだなと感じました。
生まれた時の髪の量って、将来的にも毛量に影響するのでしょうかね…。
全身毛だらけ。だけど不要なところは抜けていく
生まれたての赤ちゃんは、全身毛だらけでした。(すべての赤ちゃんがそうとは限らないですが)
私の母が私を生んだときも毛だらけで「猿の子生んじゃったと思った」と言っていたので、遺伝かもしれません。
背中にも毛が生えているな~、顔中にも毛が生えているな~と見ながら思っていました。この毛はどうなっていくのだろう。そのうち薄くなるのかなと思っていたのですが、なんと、抜けていきました。毛穴はあるのでしょうし、もしかしたら、目に見えないくらいとても細くい毛になったのかもしれませんが、気づいたら背中や顔の毛は抜けてなくなっていました。
ホッとしました。でもちゃんと髪の毛は残っていたし、前髪はどんどん生えてきました。ちゃんと普通になっていくのだなと知ったのが面白かったです。
まつげがない
生まれたての赤ちゃんを見て、なんか顔に違和感があるなと感じていました。その正体は、まつげがないことでした。
実は、まゆげもちょっと顔中に毛が生えており、同じ濃度でまゆげも生えていて、どこからまゆげなのかよくわからない状態でした。といっても、毛がモサモサ生えているわけではないので、まゆげにしてはとても薄かったです。こちらも、顔の毛が抜けるのと同じように、まゆげだけしっかりと生えて濃くなっていきました。
なので、顔の違和感はまゆげも影響していたかもしれません。
しかし、まつげは生えていませんでした。全く。正確に言うと、もしかしたらとても短いものが生えていたのかもしれないのですが、ほぼ見えなくて、目を閉じると線があるだけだったのです。まつげって後から生えるの?とびっくりしましたが、そんなこと助産師さんに聞けなかったので、一般的なのかはわかりません。
ちなみに、徐々にまつげが伸びてきて、1ヶ月くらいでちゃんと生えてきました。しっかりとしたまつげになったので、よかったです。まつげがある方が目がパチっとして可愛いなと思いました。
泣き声は赤ちゃんによって違う
病院には、同時期に生まれた赤ちゃんが多数います。私の病院では、授乳室でみなさん授乳していたので、だいたい授乳時間も重なり、他の赤ちゃんを見る機会があるのですが、その際に他の赤ちゃんの泣き声も沢山ききます。
すると、泣き声がうちの子と違う!と感じるのです。あきらかに違いがあり、「アーアー」となく子もいれば、「ホギャーホギャー」という泣き方をするような子もいます。もちろん、そもそも声のトーンが違ったりして、ミルクを作っている間にコットにいる赤ちゃんが泣きだすと、声だけで「うちの子だ!!」と気づけちゃったりします。
これは結構驚きだったのですが、子供が生まれてからショッピングモールなどで他の赤ちゃんが泣いているのを聞いて、夫も「本当にその子によって泣き声違うんだね」と言っていたので、あきらかに違いがあるようです。
動物界では、親と子が泣き声で判別しているといいますが、人間もそうだったのかもしれません(笑)
生まれた直後はまだミルクを飲むのが下手
赤ちゃんは「ミルクを飲む」「寝る」が主な仕事だと思っていたのですが、この「ミルクを飲む」という行為、実はとても練習がいるものだったようです。
赤ちゃんは当たり前のようにミルクを飲めると思っていたのですが、生まれたてはまだうまく吸えなかったりして、飲むのがとても下手だったりするそうです。中には上手な子もいるそうですが、我が子は残念ながらとても下手でした。
まずは、吸い付くのも下手で、その後もうまく吸えないのか、よくミルクが口の横から出てしまい、沢山飲み込めてなかったりもしました。
これは、あげる側、つまり私も下手だからというのがあるので、母子ともに下手なので、最初はミルクひとつあげるにも親も子供もとても苦労します。乳首をどうやってくわえさせるといいかとか、赤ちゃんもどうくわえると飲みやすいかとか、経験で覚えていくものだったのですね。
自然界だったら、我が子は生きていけてなかったかもしれません(笑)
生まれた時から爪がある
普通に考えたら当たり前ですが、赤ちゃんにも爪がありました。生まれた時からあったのです。お腹の中にいる時に爪がつくられていたということです。
ですが、まだ誰も爪切りしてない状態の爪というのは、通常の爪の白い部分がものすごくいびつに伸びており、まるで皮がむけたかのようにピラっと指から爪がでていました。赤ちゃんの爪は柔らかく薄いので、まるで皮膚がちょっとめくれて固まっちゃいましたというような感じでついており、最初、これは何?と思ってしまいました。助産師さんに、普通に爪だと言われ、驚きました。
病院に赤ちゃん用の爪切りを持っていってなかったので、ひとまず退院までそのままのばしていました。
肌がボロボロしている(脱皮するらしい)
生まれた直後の赤ちゃんの肌に、日焼けの後のように肌がボロボロしているところがありました。
肌荒れ?と思ったのですが、これは生理現象らしく、お腹の中にいたときには羊水から身を守っていた膜が生まれた後に剥がれるそうです。脱皮するんですと言われてびっくりしました。
足や手の皮膚がとてもボロボロしていたので、心配していたのですが、2週間くらいで自然ときれいになりました。
立派なゲップとおならをする
赤ちゃんは本当に小さくて、軽くて、まだ力もなくて、弱々しい生き物だなと思っていたのですが、大人に負けないくらいのゲップとおならをします。
ゲップは、調子がいい時は本当にコーラでも飲みました?というくらいの立派なものをします。毎回気持ちよくこういうゲップが出てくれればいいのですが、ゲップ出しは苦手だったので、そういう立派なゲップが出ると嬉しくなるものでした。
そして、おならもものすごく沢山します。笑ってしまったのが、寝ていてもおならをしたりするんです。ゲップだしが下手だったからか、よくおならもしていました。
このおならもとても立派な音を出してくれるので、正直毎回、「おならwww」と笑っちゃってました。
ミルクしか飲んでなくてもうんちはうんちの臭い
赤ちゃんはミルクしか飲んでいないので、うんちはそんなに臭くないのかなと思っていました。
そんなことはありませんでした。普通にうんちの臭いがしました。それはそうかと思いながら、ちゃんとくちゃいですねと言いながらうんちを片付けていました。
うんちをするとかおってくるので、音もなく静かにされても気づけます。おならと同じく、立派にいい匂いしているなと思いながら、いつもうんちを処理していたのでした。
目がどこ見ているのかわからない
生まれたばかりの頃、赤ちゃんの顔を覗き込んでも、目があっているのかあっていないのかよくわからないことが多かったです。赤ちゃんというものを知らなすぎて、もしかしてうちの子、おかしいのかなと不安になったりました。
しかし、これも普通のことでした。
生まれたばかりの赤ちゃんは、視力がとても低く、あまり物が見えていないそうです。そのため、目があったりするのはもう少し目がよくなってからですねと言われました。
ただ、お母さんの気配、匂い、音は理解していると思うと言われ、覗き込んで声をかけているとこちらに集中する感じはしました。母乳をあげているときなどは、何故かガン見されていました。このときは、目があっているように思います。でも自分が顔を近づけて声かけたりしたときは、目はまだ良く見えないのでちょっと目があっているような?あっていないような?という現象がおきてたように感じます。
1日20回以上おしっこをする
これは、我が子の場合ですが…。1日に20回以上おしっこをしていました。つまり、おむつ替えを20回以上していました。最大30回替えていました。月齢が進むに連れて、回数は減るのですが、最初の2ヶ月くらいは1時間に2回、3回替えることもあり、1日中、ミルクあげているか、オムツ替えているような気持ちになっていました。
20回以上の交換は、赤ちゃんの中でも多かったようで、助産師さんに「多いね~」とびっくりされました。
私もびっくりしましたが、助産師さんがびっくりするということは、我が子はかなりこまめに出したいタイプだったようです。そして、おしっこしたらすぐに気づいて替えていたということだったみたいです。
それにしても、赤ちゃんのおむつ替えは、ものすごい回数こなしたなと思います。
最後に
赤ちゃんについて、私が知らなくて、驚いたことをまとめてみました。いかがでしたでしょうか。
爪のこととか、まつげのこととかは本当に知らなかったので、そうなんだーと思ったので、どこかで共有できたらなと思い、今回記事にしてみました。少しでも楽んでいただけたら幸いです。