初めて糖尿内科に行ったときの記録です。糖尿内科は人生初体験でした。
糖尿内科は混んでいるものなの?
私の行っていた大学病院では、糖尿内科がとても混んでいました。そもそも、初めての予約の際は、「時間指定枠はすべて埋まっているので、この日の時間指定なしの枠で予約しておきます。時間指定枠の合間に順番に診察します」と説明されました。
初めてだし、急いだから無理やり予約取ってくれたのかなと思っていたのですが、後に、いつでも混んでおり、1ヶ月先くらいまではほぼ全部時間指定枠は埋まっているものであることを知りました。私の病院がたまたまそうだったのかもしれませんが。
初めて行ったこの日は、予約自体はあるものの、時間は決まっていなかったので、早く受付したほうが早く終わるだろうと考え、受付が開く時間の5分前くらいに病院に行きました。すると、すでに沢山の人が待合室の椅子に座っており、受付開始するのを待っていました。受付が開く1分くらい前になると、おもむろに立ち上がって並びだす人が…。あ、これ並ぶのねと気付き、私も並んでみました。受付だけでも並ぶという。受付開始から5分以内には、受付してもらえました。ですが、これはどれくらい待つのか全く検討がつきませんでした。
受付してから2時間半後、やっと呼ばれました。良かったと思ったのもつかの間、まずは問診の時間でした。問診では、まずは状況把握だったので、その後、血液検査をして、その後にもう一度診察がありますとのこと。ここからまだかかるのかと本当に覚悟をしたのを覚えています。
結局、この日は5時間半ほど病院にいました。大学病院なので仕方ないのかもしれませんが、待ち時間がとても長いので、とても疲れたのを覚えています。
まずは問診
さて、話を戻して、糖尿内科での内容について話をしていきます。
私を担当してくださったのは、研修医の若い先生でした。とても丁寧に聴き込んでくださいました。メモを取っていないので、詳しいことは忘れましたが、ざっと以下のようなことを聞かれました。
- 現在の体重
- 妊娠前の体重
- 食事の時間(私は、朝7時、昼12時、夜6時にきっちり取っていたのでそのようにお伝え)
- 普段の食事内容
- 間食の有無と内容
- 酒、たばこの有無
- 運動の有無
- 健康診断に行っているか
- これまでに糖尿病と言われたことがあるか
- 家族や親戚に糖尿病の人はいるか
- 今回の妊娠が初めての妊娠か
もっと沢山聞かれた気がするのですが、結構前の話で記憶がなくて…。でも、内容としては糖尿病疑いのある場合の質問事項なんだと思います。
そして、ここから血液検査をするとのことでした。血液検査を行って、その結果を見て今後の方針を話しましょうとのことでした。このときに。「結果によっては、入院が必要になります。結果次第ですが、もしかしたら今すぐ入院ということもあり得るかもしれません。」と言われました。え?入院!? びっくりしたのですが、全ては結果を見てからとのことだったので、一旦採血に向かいました。
入院になったらどうしようととてもとても不安になったのを覚えています。
血液検査の結果は悪くなかった
散々びびった血液検査でしたが、結果が出て呼ばれたところ、「結果はそんなに悪くなかったです」とのことでした。このときは、結果の数値を見てなかったので、どれくらいだったかはわからないのですが、そこまで緊急を有する数値ではなかったのだなとホッとしました。
入院は必要なさそうですとのことでした。入院にも状況によって内容が異なるそうで、基本的には管理指導での入院が多いかなとのことでした。管理指導とは?とは思ったのですが、自分が該当しないので、詳しいことは聞けませんでした。どうやら、食事の仕方は食事の量などを管理できるように指導するための入院らしいです。
ただ、栄養指導はいれますとのことでした。これから妊娠が進むと、血糖値は上がっていくとのことでした。妊娠によるホルモンの影響で血液中のブドウ糖の調整をするインスリンの働きがどんどん悪くなってしまうらしく、ここから出産するまではよくなることはまず無いですと言われました。胎盤から出ているホルモンがそうさせているらしいです。そのため、血糖値をあげすぎないように食事を気をつけてもらうため、栄養指導を受けてくださいとのことでした。
栄養指導も別日で実施するとのことで、予約だけしてこの日は帰りました。
自分で妊娠糖尿病と食事について勉強をする
栄養指導の日まで数日時間があったので、自分なりに妊娠糖尿病がどういう病気なのかを調べました。
専門家ではないですので、詳しくは書くことができませんが、糖代謝異常が起きている病気というのが簡単な理解でした。そもそもブドウ糖というのは、活動するためのエネルギーとなる物質で、人間が生きるためには必要な栄養素だそうです。脳はブドウ糖しかエネルギーにできないそうで、欠かしてはならない物質ということらしいです。そのブドウ糖は血液中に血糖として存在しており、その量(濃さ?)は、インスリンによって調整されているそうなのですが、そのインスリンがうまく働かなくなったり、インスリン自体があまり分泌されていないと、血糖値が上がってしまい、人体に悪い影響を及ぼすみたいです。
妊娠している場合は、胎児にも妊婦にも様々なリスクがあるため、できるだけリスクが上がらないように血糖値をコントロールする必要があるそうです。私の場合は、まだ妊娠初期で糖尿病と言われてしまったので、子供への影響がどれくらいあるのかとても不安になってしまいました。お腹の子供のためにもしっかり病気と向き合わなければと。(詳しいことは、しっかり説明されているサイトが沢山あったので、ぜひそちらをご参考になさってください)
血糖値をコントロールする方法はいくつかあり、食事の仕方で急激に血糖値があがらないようにしたり、そもそもブドウ糖の元となる炭水化物の摂取量を調整したりする方法があるようです。このあたりは、症状や状況にあわせてどうするのがいいのかを指導してもらってくださいとどのサイトにも書いてありました。
私は、過去に糖質制限をしたことがあったので、どういったものが糖質かとか、どういうものにどれくらい糖質が含まれているかはなんとなくわかったので、それをどれくらいの量食べていいのかなどを栄養指導で聞くのかなと思っていました。
ここまでが、初めて糖尿内科に行ったときのお話です。まだ、私自身、「妊娠糖尿病」について調べだしたところで、あまり詳しくない状況でした。実は、ここからものすごく調べまくって、どんどん詳しくなっていくのですが、その話はまた後日。次回は、栄養指導でどのような指導を受けたかを書きたいと思います。(ここが結構ボリュームありそう…。)