バレンタインデーはとっくに過ぎたのですが、チョコレートのお話を少し。
学生時代こそ、バレンタインは大きな行事として捉え、好きな人にチョコレートをあげたりなんぞしていたのですが、社会人になると、バレンタインデーはなんだか義務的行事になり、気づくと冷めてしまって、あまり乗り気じゃないイベントになってしまっていました。
ですが、30歳を過ぎた頃からは、今度は自分へのご褒美デーへと変貌していき、元々はあまり甘いものは得意ではなかったのですが、年に1回、高級で甘いものが得意ではない自分でも美味しく食べられるチョコレートを食べるようになりました。
今日は、そんな私が出会って、愛してやまないチョコレートのブランド、「ヴァンデンダー」についてご紹介します。
「ヴァンデンダー」とは
「ヴァンデンダー」はブランド名です。「ゴディバ」とか「ロイズ」とか「モロゾフ」というようなのと同じで、そのブランド名になります。
ヴァンデンダーは、正式には「VAN DENDER」と記載し、ベルギーのお店になります。日本には店舗はありません。日本どころか、店舗は、ベルギーに1店舗あるのみです。このブランドを創設された方のこだわりなんだそうです。
創設された方は、エルマン・ヴァンデンダーさんという方で、ベルギー王室御用達ショコラティエの称号を持っているそうです。どれくらいすごいのか?というと、この御用達の称号をもっているブランドは8個くらいしかないらしく、しかも数年ごとに審査があって、その審査に通り続ける必要があるそうです。ゴディバやピエールマルコリーニもこの称号を持っているとのことで、それらの超有名ブランドと肩を並べているということになります。つまり、すごいっぽいです。
知ったきっかけ
ヴァンデンダーを知ったきっかけは、百貨店の催事場でした。かなり前なので、10年近くたっているかもしれません。バレンタインデーが近づくと、催事場で沢山のチョコレートブランドが出店するので、そこに行き、気に入ったチョコレートを買っては試しに食べるというのを実施していました。
1シーズンに数回そういったイベントでチョコレートを探して買ってみていました。いつも、パッケージが好みだったとか、ちょっと高級そうだからという、あまり深く考えない理由で購入していました。
しかし、食べてみるとやっぱチョコレートよね…と、あまり甘いものが得意ではない私は、少し高級なチョコレートを食べてもそこまで感動しなかったです。
そんなある時、たまたま目に入ったチョコレートがヴァンデンダーだったのです。
箱が可愛らしいとかではないけど、(当時は)黒にピンクラインが入った箱で可愛いけど高級感も出ているパッケージだったので、そこが気になって買ってみました。そして、食べてみてとてもとても気に入ったので、以降、毎年買うようになりました。
バレンタインシーズンのみ日本で販売している
食べてみて気に入ったので、また買いたかったのですが、いろいろ調べても見つかりませんでした。そして、バレンタインのシーズンのみ、日本で販売しているチョコレートだと知りました。そのため、バレンタインの時期をすぎるともう食べることができないのです。
そもそも店舗もベルギーに1店舗のみというこだわり。なぜ1店舗かというと、最高級のチョコレートを提供するには1店舗経営がいいと創設者が考えているからのようです。それなら仕方ありません。
しかし、ありがたいことに日本のバレンタインにのみわざわざ販売をしてくれるのです。日本に来ていたこともあるようです。あまり覚えていませんが、ご本人がいます的なことを話しているのを聞いたことがあるのをうっすら覚えています。それだけ、日本のバレンタイン市場はすごいのかもしれませんね。
さて、このチョコレートを入手するには、バレンタインの時期に催事場での販売を狙うか、通販で売っているものを買う必要があるようです。私は最初の2,3年は催事場で購入していましたが、その後は通販で購入できると知ったので、通販で購入しています。あまりに美味しいので、かなりの量を購入するため、店舗だとちょっと恥ずかしいので通販で買うようにしていました笑
ラインアップ
毎年、ラインナップは少し変更されますが、基本は、2粒入りから、3粒、4粒、6粒、8粒と、かなり細かくいろいろなラインナップが用意されます。一番沢山入っているのが、20粒入りです。
私は最初の方は、6粒入りや12粒入りをよく購入していたのですが、最近は、20粒入りを購入しています。入っているチョコレートの種類が異なるので、どれを食べたいかで買うものを決めているところもあります。
毎年少しずつ変わっているところと変わっていないものがあるようです。
過去のものですが、6粒入りは中身こんな感じでした。
箱も結構よかったです。こんな感じでした。本みたいになっていて、素敵でした。開くと蓋の裏には世界地図があって、そこに各国はここみたいに記載があったので、それぞれのカカオがどこから来たのかがわかって面白かったです。
そして、こちらも過去のものですが、12粒入りはこちら。
こちらも本のほうになっており、開くと創設者の方の情報が書かれていました(たぶん。英語なのでよくわからない(笑))そして、チョコレートも様々なタイプが入っていました。
2023年の20個入りはこんな感じでした。
20個入りの中身は毎年大きな変化はないです。多少違っていたも、大体こんな感じです。カカオを楽しめるロゴ入りのチョコがいくつかと、ナッツ系、フルーツ系、お酒系などと、必ずハートのチョコが入っています。いつも満足です。
味について
初めて食べたときは、とても感動しました。こんなに美味しいチョコレートってあるんだと思いました。
食べたチョコレートは、確か四角いロゴが入ったチョコレートだったとおもうのですが、カカオの味がしっかりと感じることができ、それでいて口溶けが優しいのです。とても美味しかったです。
チョコレートによって、味付けも異なるので、もう少し酸味のあるものもあれば、ヘーゼルナッツなどのナッツの味を含めたものもあり、どれもとても美味しく食べれます。
今年は、20個入を食べました。
私が特に好きなのは、ヘーゼルナッツペーストが入ったチョコレート(2種類くらいあります)です。ナッツの香ばしい香りとともに癖のないチョコレートの味が広がり、非常に食べやすくて美味しいチョコレートです。
そして、ヴェネズエラやエクアドルのカカオを使ったチョコレートも好きです。ダークチョコでコーティングしているので、甘すぎず、カカオをとても楽しめるチョコレートになっています。
とても美味しいので、一粒一粒大切に食べていました。残念ながら、20粒はあっという間になくなってしまうのですが、楽しいひと時をいただくことができました。
最後に
少し高級なチョコレートは、カカオの味もしっかりしており、甘すぎなかったりして、甘いものが苦手な私にもご褒美感がしっかりでて、非常にいいなと思っています。
ちょっとお高いので、年1回の贅沢と考えると、モチベーション的にも特別感がでて良いように思います。
もし、いつもと違うチョコレートを食べてみたいという方は、来年のバレンタインデーに是非試してみてはいかがでしょうか。私も来年もまた買うと思います。
日本のバレンタインにチョコレートという文化は、ちょっと変な文化だなとは思いつつも、ご褒美デーとして美味しい贅沢チョコレートを食べれるのであれば、捨てたもんじゃないなと思いました。
以上、チョコレートのご紹介でした。今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。