つわりは十人十色

私が妊娠したときは、しっかりつわりを体験しました。それはもう。。。その時は、「これは病気なんじゃないか?」と疑うほどに、ものすごく辛かったです。けれども、どの症状をみてもつわりに該当するものばかりなので、あきらかにつわりでした。ここまで体調不良になることって、普通になかなか無いので、本当に病気じゃない?と不安にもなりました。

つわりには、特に病気でもないという理由から、対処方法がなく、ただ、頑張って耐えていくしかないと言われます。できる限り、自分が楽になるものを食べて過ごしてくださいとどこのサイトにも書かれています。自分で、自分が大丈夫なものを探す努力を続けていると、いつのまにか、つわりが終わるという仕組みみたいです。

参考になるかはわかりませんが、1例にしかなりませんが、自分の体験をお伝えできたらと思います。

始まりは食欲不振

私のつわりの始まりは、おそらく4週くらいから兆候が出始めていました。

それまでは、食べることが大好きで、正直、食べすぎてたくらい食べていたのですが、この頃から一人前を食べれなくなっていました。夫と外食もよく行ったのですが、自分で頼んだ料理を食べきれず、夫に食べてもらったり、家でも今まで通りの量のご飯を用意しても、食べきれずに夫にたべてもらっていました。

食べている量が全体的に少なかったので、夫が「大丈夫?病気じゃない?」と心配するほどでした。でも私は、生理が近いから食欲減退しているのかな。いつもは生理前は食欲増すんだけどな。くらいに軽く思っていました。

でも、もしかして、妊娠したかも?というのも少し考えていました。いつもと様子が違うので、その可能性はあるのかもな~くらいに思っていました。

気持ち悪さの到来/食べれるものを探す

6週の半ば頃になって、気持ち悪さがやってきました。

私の場合、ある日突然、気持ち悪くなりました。それまでは、沢山食べれないなと思っていた程度だったのですが、ある日突然、食べていたら気持ち悪くなり、それでも好物だったので食べていたら、吐き戻してしまったのです。そこからは、もう食べてても気持ち悪くて吐いてしまうし、食べなくても気持ち悪くて辛かったです。

こんなに急に来るとは思わなかったので、病気を疑ったのですが、起きている症状はどんなにネットで検索してもつわり症状に合致していました。来るタイミングも急に来る場合と、徐々にいろいろ出る方がいるようで、人によって違うので、妊娠って難しいんだなとこのときも思いました。

そこからは、食べれるものを探す日々になりました。大好きだった鍋や雑炊は気持ち悪くなりやすく、吐いてしまっていたので、食べれませんでした。冬だし、年末年始でカニとか食べたかったのに、ほとんど食べれませんでした。。。これまでに食べていたメニューはことごとくだめだったと思います。一口食べて、「あ、だめだ」となるので、夫にあげるという日々が続いていました。

それでもお腹はすくし、食べないと気持ち悪い(食べづわり)もあったので、なにかは食べたい。食べれるものを見つけるため、まずは、ネットでみなさんの状況を調べてみました。ところが、皆さん色々で、人によって大丈夫だったものが他の人はだめでしたという感じで、なかなか万人共通のものが見つかりませんでした。結局、自分自身が何が大丈夫かを自分で探さないといけないのだな。。。と日々、食べ物を探すことになりました。

まずは、自分の心に素直になって向き合い、食べたいものが何かを考えました。そして、それを食べてみました。食べたいと思ったものは、割りと食べれたと思います。それでも気持ち悪くはなったりしたので、常に大丈夫というわけではないみたいですが、”今食べたいもの”はだいぶ楽だったように思います。

結局、私が割りといつ食べても大丈夫だったものはこんな感じでした。

  • 温かい麦茶(水でも気持ち悪くなっていたので、出会えて救世主だった)
  • ポテト(何故か、気持ち悪くならない)
  • 炊き込みご飯(美味しいと感じることができた)
  • ラーメン(半分くらいは食べれた)
  • グレープフルーツジュース(酸っぱいものは美味しいと感じた)
  • 梅干し(酸っぱいから?)

結構少ない…。でも、他のものも食べていました。食べては、、だめだと夫にあげることが多かったですけど。あとは、全体的に食べれる量は少なかったです。5分の1人前くらいしか食べてないと思います。

体重は7kg減った

このつわり時期で体重が、7kgも落ちました。

とはいっても、実はわたしは、太っていたのです。BMIが28.4だったので、肥満でした。そこで、7kg落ちたのですが、それでもまだBMIが25を下回りませんでした。太っていた理由が食べ過ぎ&運動しなさすぎだったので、つわりがあった2ヶ月で7kg落ちたという感じです。一気にガクンというよりは、徐々に減っていったという感じでした。

食べている量は、ものすごく少なくて、1食で数口で終わりということもしばしばありました。半人前くらい食べれるときもあったので、食べ物やその時の体調で、食べる量は左右されたものの、1人前をなんなく食べれたことはありませんでした。

吐いたのもきいたと思います。私は吐いたほうがつらいと思っていたので、なんとか吐かないで過ごそうと吐き気をものすごく我慢していました。毎食吐いちゃうことはなかったですが、やはり我慢できずに吐いちゃうこともありました。食べてすぐのときは、本当に今食べたものがすべて出ていってしまったな。。。と思うこともよくありました。

こんなに体重が減ったら、体調が心配だったのですが、私は太っていたのと、元々が結構強かったようで、産婦人科の先生にも特に体重のことは何も言われませんでした。血液検査的にも、ひどいつわりであるとは出なかったようで、そこも特に言及されませんでした。

便も出ない…

食べてないので当然かもしれませんが、便もなかなか出なくなりました。

私は、毎日快便だったので、出ない日があることがびっくりでした。2日~3日に1回、しかもかなり便秘気味のものが出ていたと思います。なかなか便が出ないので、正直、排便が大変でした。

そして、夫によると、便が出たあとは気持ち悪さが軽いんじゃないかと指摘されました。記録をしていたのですが、たしかにそういう傾向はありました。本当かな。。と疑っていますが。。。

吐かずにすむ食べ方のコツを発見

あまりに食べれなかった前半の頃、1度、お風呂から上がったときフラフラになって、ソファに倒れ込んだことがありました。その時は、シャワー中もボーッとして、なんかクラクラするなと思ったりしていたので、正直危険な状態だったかもしれないと今では思います。おそらく低血糖かなと。

でもそんな経験があったので、早い段階で、食べないのはまずいと感じました。なので、気持ち悪くてもなんとかして、食べるようにしていました。でも、吐き気はすごかったし、食べるとものすごく気持ち悪いし、体調もよくないので、どうしたらいいのかと悩みました。

もちろん、まずはあまり気持ち悪くならないものを探して食べていたのですが、それ以外にもいろいろ工夫をしていました。

まずは、食事の一口は離乳食か?ってくらい少ない量を口に含み、1分以上かけて噛んでからゆっくりと飲み込むようにしました。ゆっくり少量を入れることで、だいぶ吐き戻しの勢いが収まったので、気持ち悪くはなるけど、吐かないですんでいました。ただ、満腹中枢への刺激もしっかりあるみたいで、ちょっとしか食べていなくても、もう十分と思うこともあり、トータルで食べている量は少なかったです。

あとは、吐きそうになって喉元まであがってきたものをなんとか飲み込み直していました。よくあがってきたと思っても、食べている量が少ないので、勢いが強くなかったのです。なので、上がってきても、もう一度飲み込んでました。正直、汚い話だなと思います。ネットでいろいろ探しても、吐きそうになったのを飲み込んでいるという人は、見つけられなかったので、こんな事書かないほうがいいのかもしれないのですが、私はやっていました。。ただ、これは万人ができることなのかはわかりません。私が特殊体質だったのかもしれないです。ちなみに、飲み込んでもまた出てきそうになったりするので、気持ち悪さは倍増していました。

いつかは終わる

あまりに体もだるく、気持ち悪いので、何度も病気だと思ったりしました。でもこれは、つわり。病気ではないとのことで、もう対処法がないなんて、こんなに医学が進んだ現代でもそんなことが起きるのかと絶望していました。

でも、いつかは終わるのです。私も2ヶ月位で終わりました。まれに出産まで続く方もいるそうですが、それでも10ヶ月。絶対に終わりは来るのです。

私もそう思って、毎日、早く終われ~と願っていました。そう、必ず終わりがあることが心の支えだったのです。

そして、つわりの終わりは徐々にやってきました。つわりが始まって1ヶ月半くらいしたころから、気持ち悪さが軽くなってきたり、食べれるものが増えていきました。あれ?これ大丈夫かも?という感じで。そして、気づいたら、つわり開始から2ヶ月程度で私のつわりは終わりました。

終わり方は、「もう大丈夫な気がする」という感じでした。大丈夫そうだったので、食べる量を少し増やしてみたり、「食べたい」という気持ちがあれば、前に吐いてしまっただめな料理をチャレンジしてみて、「大丈夫だった」というのを繰り返し、あ。終わったんだなと認識しました。

以上が、私のつわり経験でした。もっときれいにまとめたかったのですが。。。記録程度にはなっているといいなと思います。

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